物心ついたら違和感と言う不思議な感覚
今週もありがとうございました!
週明けは台風直撃の恐れがある大阪です
被害が出ませんように!
週末の投稿は私の好きな日本神話からの勝手な私の作文です
来週もよろしくお願いいたします!
子供の頃に近所の同級生のご家族に連れて行ってもらったことがあるところなのですが、大和・・・つまり奈良ですね・・・大和一之宮と言えば・・・三輪明神の大神神社さんのことです
その子供の頃は何も意味も解らず単にドライヴに連れて行ってもらえるぐらいの気持ちでした
ただ、その時も神前に生卵をお供えすると言うことには不思議な感覚を持ちました
なんでも神の化身の白蛇様が住んでおられるので生卵を供えるとのこと
ほんと不思議ですよねぇ
でも、それだけで霊験あらたかさを感じるのです
そして10代の頃には奈良時代までの古墳文化にとても興味を持ち、明日香村=飛鳥地方をよく散策しました
高松塚古墳で壁画が発見され拝観して、そのまま鬼の雪隠・俎板という石棺が露出したものでしょうね?を観て、天武・持統天皇と言うご夫婦の合葬墳の前を通り、亀の形をした石造物の亀石を観て、川原寺跡とすぐ近所の聖徳太子が生誕され、本尊となっている橘寺に寄り、少し離れた蘇我馬子の墓と伝わる石舞台古墳を訪れ、飛鳥板蓋宮で乙巳の変(中大兄皇子と中臣鎌足が蘇我入鹿を討ち取った事件)の想いを馳せ、何の史跡か不明の酒船石やら飛鳥民俗資料館に寄って、蘇我氏が建立したとされる飛鳥寺で飛鳥大仏を拝観して、その裏にある蘇我入鹿の首塚を観て近鉄橿原神宮駅より帰阪していました
そのご縁もあってか、今は飛鳥応援大使に就任させていただいておりますし、石舞台古墳前の大きな野外ステージのあすか風舞台でちょくちょく演奏もさせていただいております
そしてその後古代史好きがますます進み、神話での天照大神の孫と伝わる饒速日尊の追っかけ(笑)もしております
饒速日尊は初代天皇神武天皇の祖父にあたる瓊瓊杵尊の兄神さまであり、大和を開拓するために神武天皇より先に大和に入って尽力されたと伝わります
また、饒速日尊は古代豪族である物部氏の始祖とも言われております
私が追っかけしている・・・饒速日尊関係で訪れたことがあるのが、天飛ぶ船(天磐船)で天降ったとされる大阪交野市にあります巨石がご神体の磐船神社、東大阪市にあります石切神社の上之社と下之社、奈良県天理市の石上神宮、奈良県生駒市の饒速日尊の墳墓、奈良県大和郡山市にある矢田坐久志玉比古神社なのです
なんせ、神話にある神武東征の時にこの地を収めていた長脛彦の妹婿ながら、同じ天孫一族として長脛彦を裏切って神武天皇を助けて初代天皇即位を成し遂げさせたと伝わっている方です
ということは、大和の国は饒速日尊が大きな力を持っていたと考えるのが普通だと思うのです
だから、大和一之宮って饒速日尊が祀られていても良いと思うのです
大神神社はご神体がその東にそびえたつ三輪山なのですが、ここに饒速日尊が葬られているのがごく自然だと感じるのです
ところが、三輪明神である大神神社の御祭神様は・・・大国主命なのです
大和朝廷への国譲りで有名な出雲大社の御祭神の大国主命なのです
出雲の神様やんなぁ・・・
何故、大神神社に祀られているのだろう?
これが古代史探索を続ける中で、大神神社に参拝させていただいた時に思った不思議な感覚・・・つまり違和感・・・なのです
歴史上、大和に貢献された方ではない・・・おかしくない?
国譲りの代償に大和から大きな出雲大社の社を建ててもらったのですよ
大国主命についてはいろいろな伝承もあるようですけどね・・・
まあ、罰当たりなことを考えているのかも知れませんが
直感での違和感です
いつかは腹の底に落ち着くのだろうかねぇ
まあ、知的好奇心が満足するだけですがね(笑)