表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
49/154

48.パレード

ブクマ登録&評価ありがとうございます!

めっちゃモチベーション上がります(/▽\)♪

 



 早朝から隅々まで磨かれた俺は、能面のような無表情で姿見の自身を眺めた。

 お婆様が付きっきりで俺専属の侍女と邸の侍女に指示を出し、頭の天辺から足の爪先まで徹底的に磨き、着飾った。

 お母様譲りの烏の髪は青く艶めき、ハーフアップは複雑に結われている。唇と頬にはほんのりとした赤を落とし、緑や紫が混じる青い両目の目尻にも同じ赤が引かれた。それだけで一気に妖艶に仕上がるのだから、薄化粧でも十分に化けている。

 純白の絹に重ねたチュールレースに、同色の糸で刺された刺繍が美しいワンピースは、中身がアレな俺を清楚に仕上げている。

 薄化粧で一見婉前、しかし純白のワンピースが清純に変える。お婆様マジックが半端ない。


「いいでしょう。上出来です。皆もよくやってくれました」


 侍女たちが思い思いに深々と礼を取った。俺専属侍女たちのやりきった感溢れる満ち足りた顔が、今後の不安を煽る。


「さあ、レインリリー。まずはアラベラへ見せてらっしゃい」

「はい、お婆様」


 カーテシーで退室の挨拶をすると、お婆様が満足げに微笑んだ。

 よかった。カリスタのスパルタ教育の成果は、礼儀作法に厳しいお婆様の及第点を勝ち得たらしい。






「まあ、なんて可愛らしいのかしら。さすがお義母様だわ」

「目尻の赤いラインが何とも妖艶でございますね」

「五歳でこの色気ですものね。年頃になったら不安だわ」

「お母様、冗談が過ぎます」


 色気などこの俺に備わってたまるか。まさしく犬に論語、兎に祭文。俺には無用の長物だ。


「貴女に渡したいものがあるの」


 目配せを受けたマリアが宝石箱を持ってきた。お母様が中から取り出したのは、自ら光を宿す、緑や紫の輝きを秘める青い石のブローチだった。オーバル型の石は大きく、お母様のすらりと伸びた白魚のような指の、三分の二ほどの大きさをしていた。


「これはわたくしが成人した折りに、お父様から贈られたブローチです。今は貴女の瞳の色でもあるわね」


 以前アバークロンビーのお婆様が仰っていたな。自分の髪や瞳の色をした宝石を女性に贈るのは、男性からの愛の告白だと。私の愛しい人だから、どうか手を出してくれるなよと、そんな意味があると仰っていた。


「リリーにあげるわ。襟の詰まったそのワンピースによく似合うと思うの」

「え!? い、いいえ! 頂けません! お父様のお心である贈り物をわたくしにくださるなんて! お父様がお知りになったら悲しみます!」

「いいえ、それはあり得ません。母から娘へ、思い出と共に受け継がれるのですから。それはお父様とお母様の想いが詰まったものだと思って、あなたが身につけてくれると嬉しいわ」


 その考え方は、ヨーロッパの古い習慣、家族の宝石という意味の『ビジュ・ド・ファミーユ』と同じだ。

 祖母から母へ、母から娘へ、あるいは花嫁へ。愛の証として世代を超えて受け継いでいく宝石で、限りある命の代わりに永遠の輝きを放つ宝石のように、家族の愛が永久に続いていくようにと想いが込められたもの。それがビジュ・ド・ファミーユだ。


 そうか、そういう想いの繋ぎ方もあるんだよな。中身はどうあれ、俺はお二人の唯一の娘だ。俺が受け継がないで誰が受け継ぐと言うのか。


 俺は押し頂くと、胸に抱き込み深々とカーテシーをした。


「有り難く、お受け致します」


 母から娘へ。受け継ぐ儀式のような真似事に、マリアが鼻をすすった。


「マリア。付けてあげてちょうだい」

「承知しました」


 鼻の頭がほんのり赤くなったマリアにブローチを差し出し、胸元に付けてもらう。

 金の透かしミール皿にくっついたお父様と俺の瞳の色をした宝石が、存在を主張するように胸元できらりと輝く。


「とてもよく似合っているわ。素敵よ」

「ありがとうございます、お母様。大事に致します」


 嬉しそうに微笑むお母様に、昨夜調べておいたものを差し出した。


「これは?」

「キャンディーと言います。悪阻がおありのようなので、口の中がさっぱりして、且つ体に良いものをいくつか作ってみました。唾液で徐々に溶けるので、噛まずに舐めてください」


 創造魔法で生成したのは三種類。一つはレモンと蜂蜜。二つ目はレモンと蜂蜜に塩を加えたもの。三つ目は苺に練乳を加えたもの。

 お母様が摘まんだのは、レモンと蜂蜜のキャンディーだった。


「美味しい………これなら大丈夫そう」

「よかった」


 ほっと安堵の息を吐いた。

 妊婦によって悪阻の期間も食べられる物も違ってくる。三種類の飴がお母様に合うとは限らないので、正直不安だった。


「柑橘類は疲労回復に効果的で、さらに蜂蜜は吸収が早いので、弱った体に活力を与えてくれます。また蜂蜜には整腸作用がありますから、妊娠中のお通じの助けにもなりますよ。レモンの香りはリラックス効果があるので、悪阻が酷いときは香りを嗅ぐだけでも楽になるそうです。試してみてくださいね」

「それは妊婦には嬉しい情報ね」

「もう一つの方は、これに塩を加えたものです。体内の塩分が不足すると食欲不振や吐き気を引き起こすので、出来る範囲で塩分は摂取してください。不足すると他に重篤な症状を招く恐れがありますので」

「そうなの? それは怖いわね……」

「こちらは苺と練乳のキャンディーです。練乳には上質なたんぱく質が含まれています。疲労回復、貧血予防、免疫向上、ストレス軽減の効果があります。苺は女性に嬉しい美容成分が豊富で、むくみ改善も期待できるそうですよ。また整腸作用、貧血予防、風邪予防などの効果もあり、練乳と一緒に摂ることで、その吸収率は三倍になると言われています」

「美容にまで効果があるなんて、苺と練乳って凄いのね。これは積極的に摂らなくちゃ」


 小瓶に入れたキャンディーを興味津々に眺めている。気に入ってもらえてよかった。


「なくなる頃にまた補充します。食べられそうなら果物を直接口にされた方がいいですけど、無理は禁物ですから。食べられる物をその都度選んで、悪阻のつらい時期を乗り切りましょうね。栄養面でもしっかりサポートさせて頂きます」

「まあ。頼もしいわね。ありがとう、リリー」


 そう言って微笑んだお母様は、苺と練乳のキャンディーに手を伸ばした。

 お母様と生まれてくる弟妹のために、徹底してサポートしますよ! 任せてください!






 ◇◇◇


「煽情的だな」

「父上。止めてください」


 俺の姿を見たお爺様が開口一番にそう言うと、すかさずお父様が非難の視線を向けた。


「ディアドラ、これはいかんだろう」

「貴方の目が腐っているだけです。孫娘になんて破廉恥な感想を口にしているのですか」

「そうですよ、父上。リリーの清純可憐さに何て言い草です」


 母子の白眼視から逃れるように明後日の方角を見る。

 お爺様、俺には意味が分かっちゃうんで、本当に止めてもらっていいですかね。俺に色気は需要ないんで。

 やれやれと首を振っていると、ふとエイベルと視線がかち合った。ぎこちなく微笑むとは何事か。


「エイベル。視線がいやらしい」


 唐突に発せられたお兄様の冷ややかな言葉に、エイベルはぎょっと目を剥いた。


「いえ、決してそのような!」

「リリーはあげないよ」

「ですからそのような、不敬で邪な考えなどしておりません!」

「リリーには魅力がないって言いたいのかい?」

「一言も申しておりません! 若様は私をどうされたいのですかっ」


 あはは、とお兄様が愉快そうに笑う。からかわれただけのエイベルが憐れだな。いい性格をしているよ、お兄様。そんなお兄様も好きだけど、エイベルが可哀想だからその辺で止めてあげてください。


「リリー、とてもよく似合っているよ」

「ありがとうございます、お父様」

「ん? おや、そのブローチは」

「はい。お母様からお譲り頂きました。お父様から、成人祝いに贈られた大事な品であると伺っております」

「ああ、そうだよ」


 お父様に抱き上げられ、同じ色の瞳をじっと見つめた。


「ベラがお前に譲ったのなら、それはもうリリーの物だ」

「はい。お父様とお母様の想いを受け継いだと思っております。大切に致します」

「そうか。そう言ってくれるか」


 お父様の瞳が柔らかく揺れた。お母様の仰られたとおり、想いを繋ぐということは嬉しいものなのだろう。大切な思い出の品だ。本当に大事にしよう。


「さて、そろそろ時間だ。行こうか」






 四頭立ての白いキャリッジにお婆様と乗り、その左右にお父様とお兄様、前方にお爺様がそれぞれに騎乗した。キャリッジの馭者はエイベルだ。

 先導する騎士の一人が、出発の合図のラッパを吹き鳴らす。開門したその瞬間、割れんばかりの歓声が轟いた。


「お嬢様ー!」

「レインリリー様ぁ!」

「お帰りなさ~い!」

「ご婚約おめでとうございます!」


 わあっと沸き起こる大歓声に俺は心底驚いていた。

 お爺様から聞いてはいたが、歓呼して迎えられるなんて思ってもみなかった。ようやく実感という形で領民の熱気を全身で受け止める。


「レインリリー、微笑んで手を振るように。上品に、優雅にですよ。大きく手を振るような品のない真似はしてはなりません」

「はい。心得ております、お婆様」


 その辺りもカリスタにみっちりしごかれておりますので、心配無用です、お婆様。両親の恥にならないよう、淑女教育はきちんと取り組んでおりますよ。中身はどうしようもないから、せめて見てくれだけでも令嬢らしく振る舞わなければ。


 にこやかに小さく手を振ると、また歓声が上がった。たくさんの人が通りに溢れ、俺の一挙一動を見逃すまいと視線が集中する。

 まるで芸能人にでもなった気分だ。見られているということがこれほど恐ろしいものだと思わなかった。

 僅かに畏縮していると、唐突に黄色い声が上がった。お父様とお兄様に対する女性たちの歓声だ。悠然と微笑み応える姿に、また甲高い声が響いた。

 常に注目されていると意識してきたかどうかの違いだろうか。堂々としていてさすがとしか言えない。お兄様でさえ慣れた様子だ。俺には到底真似できそうにない。


「ユーインのお披露目は、あの子が三歳の時でした。今はああして嗣子として立派に務めていますが、当時はそれは大泣きして大変だったのですよ」


 俺がお兄様と比較して気後れしていると察したのか、突然お婆様が昔話を始めた。その間も微笑みを絶やさず、指先まですっと伸ばした完璧な姿勢で沿道へ優雅に手を振っている。


「アラベラとわたくしで宥めても一向に泣き止まず、視点を変えれば気分も変わるかと、ユリシーズとお爺様が馬上へ抱き上げれば更に大泣きして、それはもう阿鼻叫喚なパレードでした」


 うわぁ………それは本当に大変だっただろうな。

 三歳頃といえば、イヤイヤ期真っ只中だ。悪魔の三歳児とも言うし、道の小草も嫌うとも言う。浩介の妹も、二歳から四歳頃までが最初の反抗期でわがまま放題だったので、当時のお婆様たちが如何に大変だったかは安易に想像がつく。お疲れ様です。


「それに比べれば、貴女のお披露目は申し分ありません。聞き分けも良く、我が儘も言わず、きちんと礼儀作法を学んで実践しています。五歳の令嬢が習得すべきこと以上のものを、貴女はしっかりと身につけているわ。ですから自信をお持ちなさい。貴女は間違いなく、わたくし達の自慢なのですから」

「お婆様………ありがとうございます」


 パレード中はやめてお婆様。俺泣いちゃうじゃん。

 瞬きでうっすら滲んだ涙を散らすと、気を取り直してにこりと微笑み、向けられる好意に手を振って応えた。


「これから先もお婆様たちの自慢であれるよう、精進致しますわ」

「ふふ。それは楽しみだこと」


 ああ、やっぱり好きだな、お婆様。物言いは厳しい人だけど、その心根は誰よりも温かい。俺にとってもお婆様は自慢の祖母だよ。

 これから少なくとも半年は共に生活するのだ。身近に最高の教師が居るのだから、お婆様を淑女のお手本として頑張ろう。






 街を一巡したパレードは、中心部にある行政館前広場へ到達した。祝賀の宴が催されている広場にはたくさんの屋台が立ち並び、曲芸などの見世物も盛況しているようだった。

 まさにお祭り騒ぎで、その熱狂的関心から多大な期待を寄せられていることが窺い知れた。

 胃が痛い………そう思いつつ、お父様に抱き上げられキャリッジから下ろされる。差し出されたお兄様の手を取り、行政官たちが居並ぶ壇上へ上がった。

 深々と礼を取る官吏たちにカーテシーで返す。

 これまで耳が痛いほどの喧騒だったのに、水を打ったように場が静まり返った。


「領主、ユリシーズ・グレンヴィルである。皆の歓迎に心から礼を申す。これが我が愛娘、レインリリーだ。知っての通り、我がグレンヴィル家では百年ぶりの娘になる」


 わあっと再び祝福の言葉が叫ばれる。至るところから上がる声に、お兄様と二人で手を振った。猛烈なやんやの喝采が怖い………。

 お父様が応えるように手を挙げると、再度しんと静まり返った。


「さあ、リリー。お前も挨拶を」

「はい、お父様」


 一歩前へ出て、軽く淑女の挨拶を取る。


「ご紹介に預かりました、レインリリー・グレンヴィルと申します」


 はっと息を飲む音や、はあ、と溢れる感嘆のため息があちこちで起こる。

 なんだ? 出だしで間違えた?

 隣でお兄様がふふふと笑っているので、このまま続けてもたぶん問題ないはず。


「皆様の歓迎のお心遣いに、大変感銘を受けました。これからは領地と領民の幸福と繁栄のため、粉骨砕身して尽くして参りたいと思います。皆々様も、二人三脚手を取り合って、お力添え下さると幸いです。どうぞ、本日は心行くまでお楽しみください」


 露の間、大気が震えるほどの歓声が上がった。思わず耳を塞いでしまいたくなる大歓声だった。瞠目する俺を抱き上げたお父様が、誇らしげに微笑む。


「非の打ち所がない素晴らしいスピーチだった。お前のような娘を持てた私は果報者だな」


 頬に口づけされると、広場は更なる熱気に包まれた。


 こうして無事、領民へのお披露目パレードは大尾に至った。






 ◇◇◇


「賢いとは思っていたが、レインリリーは会うたびに私を驚かせてくれる」


 満足そうに笑うお爺様の膝から奪取された俺は、お兄様の膝の上にちょこんと座っている。

 その俺の膝の上には、留守番をお願いしていたナーガが丸くなって寝ていた。


「明日はユリシーズたちが出立する前にルイドールの視察を終えようと思うが、レインリリーも一緒に行くか?」


 グレンヴィル公爵家が管理する領地には、五つの区がある。その中心に位置する街が、領主邸を構えるエスカペイドだ。

 西のメルルブランではサトウキビを栽培し、東のジアンラウロは小麦栽培を担当している。北のヴァルツァトラウムには広大な森があり、河床から砂金が採れるので採掘者や商人が多く住んでいる。

 今回バーボンバニラとカカオの栽培に考えている土地が、領地の南にあたるルイドールだ。お父様がお爺様に話を通してくださっているのだろう。ルイドールへ行くということは、バニラビーンズとカカオの栽培に関する事業に違いない。


 でもなぁ……。

 俺はちらりとお父様を見る。


 俺が王都で割りと好き勝手出来ているのは、お父様主導で執り行われてきたからだ。俺のセーブしない知識が領地に反映されるのも、事情を熟知しているお父様が主体で動いて下さったからだ。お爺様には秘匿するよう言われているが、伏せたまま領地であれやこれやが出来るかといえぱ、出来ないだろうことは明白だ。

 口出しできなければ、バニラビーンズとカカオの栽培はこのままでは頓挫する可能性が高い。


 お父様、どうするの?


 俺の視線から読み取った様子で、お父様が心得ているとばかりに頷いた。


「父上。真面目な話になります。レインリリーのことで、御二人に伏せていたことがあるのです」


 訝る祖父母を見据えて、お父様は俺に関する秘匿事項を語り始めた。






 ◆◆◆


 公爵家一行が領主邸へ引き上げた後も、行政館前の広場は大いに賑わっていた。

 領主から振る舞われた酒や料理に舌鼓を打ち、飲めや歌えのどんちゃん騒ぎだ。


「いやぁ、お嬢様の花のような(かんばせ)は、奥方のアラベラ様によく似ておられたなあ」

「本当に。ご成長あそばしたら、それはそれは美しくおなりであろう。まさに奥方様のように、天女の如しお方になるに違いない」

「その奥方様はご列席されていなかったな。お体を悪くされていなければいいが………」

「心配だねぇ……」


 誰とはなしに始めた会話は次第に輪を広げていく。


「お嬢様はお声も玉を転がすようであった」

「お言葉もしっかりなさっていて、うちの倅より稚くておいでなのに、そもそもの出来が違うね」

「公爵家の方々と比べたら息子が憐れじゃねえか。俺らはみんなオツムが弱いってことになるだろう」

「ははは! 違えねぇ」

「第一王子殿下はお嬢様に一目惚れなさったそうじゃないか」

「そりゃあれほどのご器量だ。殿下と言えども我らが姫君に惚れないはずはねぇ」


 わははと大笑いする男に同意して、笑いの渦は賑やかな酒宴の席に広がっていった。


 やんややんやと騒ぐ声は、日が西に転がり落ちても消えることはなかった。






今更ですがジャンルを変更しました。

これは恋愛にカテゴリーされて然るべきか…?と思いまして(゜゜;)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 母から娘へ、娘から孫へ、想いと共に宝石を繋ぐって、素敵な文化ですね。 中身の自己評価はさんざんですが、家族をしっかりと愛している点だけでもリリーは愛される資格はありますよねー。 私ニコ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ