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106.諷示

ブクマ登録・評価・感想いつもありがとうございます。

大変励みになっております(*- -)(*_ _)ペコリ

 



 あれから少し経って戻ってきたディックによると、あと二時間で政務を片付けるから待つようにと陛下が仰ったようだ。それで、その二時間の空白を有効活用するため、お父様に尻を叩かれた師団長が嫌々ながら書類整理に追われている。厳しいんだか甘いんだか、お父様は書類の山の半分を自身の執務席へ持ち運び、請け負った分を猛烈な速さで処理し始めた。

 補佐官のディックもあちらこちらへと走り回っていて、怒涛の勢いで堆く積まれた稟議書が片付けられていく。サインと捺印の流れ作業は、ある種の芸術のようだ。お父様の程よい筆圧が奏でる音がカリカリと耳に心地好い。今年の魂振祭(たまふりさい)は、お父様には万年筆を贈ろうかな。


 一人ぽつんと暇な俺と、退屈でうとうとし始めたナーガの目の前には、お父様がメイドに準備させたティーセットが置かれている。

 ラベンダーと薔薇が描かれた二段コンポートには、下の段にキッシュロレーヌ、上の段にはカップケーキが乗せられていた。皿に取り分けて、まずはキッシュロレーヌを頬張る。お茶会用に教えたパイ生地を食事に応用するなんて、なかなかやるじゃないか王宮料理人!

 玉葱の甘みとベーコンの旨味、チーズのコク、卵と牛乳、生クリームの濃厚なクリーミーさが口の中に広がり、空腹だったことをたった今思い出したかのように咀嚼する。緩む頬を自覚しつつ、もう一口とフォークを口に運べば、首元のナーガがじっとフォークに乗せられたキッシュロレーヌを凝視していた。


「……………」

『……………』

「……食べ」

『食べる!』


 言葉尻に被せてくるくらい食べたかったのか。それは気づかなくて申し訳なかった。

 そっと差し出したフォークにかぶり付き、もきゅもきゅと小さなお口で咀嚼する。くそぉ、不動の可愛さかよ! たんと御上がり!

 せっせとナーガに食べさせては俺も食べ、交互にもっきゅもっきゅと一心不乱に咀嚼に勤しんでいると、ふと執務室が静まり返っていることに気づいた。先程まで聞こえていた紙を捲る音や筆記する音が、いつの間にかまったく聴こえなくなっている。


 不思議に思い視線を上げれば、成人男性三名が身悶えていた。何事!?


「どっちも天使か……っっ」

「食べてるだけなのに、何であんなに可愛いんですか……!」

「嫁には出さん……! 絶対に出さん……!」


 ああ、うん。何となく察した。ナーガが可愛いのは当然として、俺まで一括りにするのは止めてくれませんかね。可愛いは正義だけど、俺は可愛くないからね? 嬉しくもないからね? 需要もないからね?


『リリー。喉乾いた』

「え? あ、そうだよね。どうしよっか。このままじゃ紅茶は飲めないし、前のようにハイドレーションにする?」

『うん』

「中身は何がいい?」

『アップルジュース』

「ん、わかった。ちょっと待ってて」


 無添加の林檎果汁百パーセントのジュースが入ったハイドレーションを想像し、掌に生成した。


「「んな!?」」

「うん?」

「姫さん! それは何だ!? 何を作り出した!?」

「飲んでる! 聖霊様が抱えて飲んでますよ、師団長! ということは飲み物ですか!? それ軍用装備に使えますよ絶対!」

「リリー。行動を起こす前に、一度よく考えてからやりなさい」


 ごもっとも。毎度毎度申し訳ありません、お父様。

 興奮状態の約二名をまるっと無視して、飲み終えたナーガにキッシュロレーヌを食べさせた。

 面倒臭い。一から説明するなんて面倒臭い!






 程なくしてお父様たちが怒涛の書類整理を終えた頃、タイミングを合わせたように陛下が宰相と共に訪れた。イルやイクスだけじゃなくトラヴィス殿下も同行しているということは、トラヴィス殿下にはすでに開示済みなのだろう。


「待たせたな。事情はウィリス卿から聞いている。――先程ぶりだな、レインリリー嬢。変わらぬ麗しい姿に安堵したよ」

「はい、陛下。ご心配お掛け致しました」

「うむ。さて。早速詳細を聞こうか」


 まず、お父様や師団長たちと話していた内容から繰り返した。簡易的な説明を陛下や宰相は聞いていると思うが、イルたちはほぼ知らされていないと想定しておくべきだろう。お父様たちには申し訳ないけれど、もう一度説明をなぞる必要がある。


 一、魔素が極彩色をしていること。

 一、属性によって応える魔素の色が違うこと。

 一、行使する魔法の威力により応える魔素の数が違うこと。

 一、神と邂逅し、会話したこと。

 一、準備してある錠菓に、三時間だけ魔素を視認でき、ナーガの声が聞こえるように付与を施してあること。


 そして、陛下待ちで止まっていた説明の追加情報だ。


 一、詠唱による行使制限の規定理由。

 一、俺以外の転生者の有無。


「よもや神と直接対話するなど……」

「神の使徒とは、本当に神の意志を身に宿す存在なのですね……」


 うつけたように陛下と宰相が溢し、イルたちお子様組はあんぐりと呆けていた。

 お父様方魔法師団面々は『詠唱による行使制限の規定理由』に興奮気味で、熱い討論をしている。こら魔法三馬鹿! これから続ける話をちゃんと聴いておいてくださいよ!?


「リリー……もしかして、規定の話って、君が戦闘中に倒れたあの時……?」


 イルの発問にはっと驚愕の視線を寄越したのはイクスだ。この場にいる者で、あの時の会話を聞いていたのはイルとイクスだけだもんな。首肯すれば、驚いた表情のままやっぱりと頷いた。


「ここからはナーガへの問答を踏まえて進めます。わたくしが逐一通訳をしていては時間がかかりますので、皆様には用意しておいたこの錠菓を食して頂きます」

「いよいよか!」

「聖霊様のお声を直接聴けるなんて……!」

「リリーの見ている世界を垣間見ることができるのだな。それは楽しみだ」


 張り切って何の躊躇いもなく魔法師団面々がタブレット菓子を摘まみ、口腔へ放り込んだ。カリッと噛み砕く小気味良い音がし、師団長とディックが「美味い!」と目を見開いた。


「これは……!」


 瞠目したお父様が、そう溢したあと絶句した。お父様の見開かれた視線を追えば、空気中に悠然と揺蕩う極彩色の魔素をしっかり認識できていることがわかる。


「マジか! マジで極彩色だった!」

「なんて美しい……! これが神の一部……!」


 師団長は玩具を与えられた少年のような、邪気のないアイスブルーの瞳を輝かせており、対してディックは開悟よろしく滂沱の涙を流している。


 続いて錠菓を口にした陛下と宰相も、溢れんばかりに見開いた双眸で執務室を見渡した。イクスとトラヴィス殿下も同じ驚嘆の視線を彷徨わせている。

 イルはと言うと、掌に乗せた錠菓をじっと見つめたまま食べようとしない。見えないはずのものを見てしまうということは、俺が考えている以上に勇気のいることなのかもしれないな。

 師団長とディックはあっさり踏み越えたけど。それも意気揚々と。俺の専属護衛騎士たちもそうだったな。ノエルたちは忠誠心の為せる技だが、師団長とディックは無駄に溢れる好奇心と飽くなき探求心の為せる技か。お父様の場合は偏に愛情故だろう。本当に愛されてるなぁ、俺。

 エスカペイドとヴァルツァトラウムの精鋭部隊は未知のものに戦き、躊躇っていた。普通はそうだよな。無理しなくていいと声を掛けようとしたら、イルが俺の手に錠菓を託し、にこりと満面の笑みを刷いた。

 ―――――うん?


「食べさせて」

「はい?」

「ほら、早く。あ~ん」

「あ~ん……?」


 何で俺が? 首を傾げつつ、乞われるまま掌のタブレット菓子を摘まみ上げようと――。


「話が進みませんので、さっさと噛み砕いてください」


 パン!と肌を叩く乾いた音が至近距離で響いた。

 俺の手に乗っていた錠菓を素早く掴んだお父様が、勢いそのままにイルの口腔へと叩き込んだらしい。


「「ユリシーズ……」」


 陛下と師団長が揃いの呆れた視線を寄越している。

 お父様の掌によって口を塞がれた形のイルは、半眼でお父様を見上げながらガリッ!と思い切り錠菓を噛み砕いた。

 お父様……王族に対する礼儀を欠いた行いは、こちらがヒヤヒヤするのでお控えください。


「わあ……! これが聖霊……! これがいつも君が見ている世界なんだね!」

「綺麗でしょう?」

「うん、美しいよ!」


 そうだろう、そうだろう。俺も初めて視認した時は感動に打ち震えたものだ。

 夜も蛍の光よろしく揺蕩っているので、実は間接照明が不要だという事実は誰にも言っていない。試したことはないが、きっと夜道も灯り無しで歩けるはずだ。実際スタンピードの時も、疑似太陽を打ち上げる前は自分の周囲が極彩色の魔素の発光でよく見えていた。


「姫様、早速演習場に参りましょう! 三時間しか猶予がないのです! 全属性の検証をしなければ! もちろん僕の一番の興味は姫様の創造魔法と聖属性魔法ですけどね!」

「待て待て! それは俺も同意を示したいところだが、とりあえず待て! 姫さんの話はまだ終わってねぇ!」

「そんな! 待てませんよ!」

「逸る気持ちは大いに理解できるが、いいから待て! 魔素が見えるようになったのは、あくまで副産物だっ。姫さんがそうした大本の理由を思い出せ!」

「ハッ! 聖霊様の、お声を直接聞かせて頂くためです!」

「そうだ、そのとおりだ! もういいな? もう暴走しないな? 普段の泰然自若の精神は拾って来れたな?」


 いつもと役回りが逆じゃねぇか、と師団長が疲労の滲む溜め息を吐いた。なんか……お疲れ様です? いや普段と逆ということは、日頃の師団長こそ暴走列車よろしくノーブレーキではっちゃけているとも取れるな。

 ではディックの姿に己の言行を振り返り、他山の石とするべきだろう。自分より暴走気味な人間がいると、意外と真っ当な言動になっちゃうものなのかもしれないな。ははは。他人事だから師団長の苦労が楽しいな。


「リリー。始めようか」

「はい、お父様。ナーガ、いい?」

『いつでもどうぞ』


 おおっ!とどよめきが起こった。


「子供のような柔らかいお声なのか」

「尊い……」

「「ナーガがしゃべった……」」


 大人達より関わる機会の多かったイルとイクスの反応が面白い。本来の姿を知ってはいても、普段の愛らしい愛玩動物のような印象が強いのだろう。そんなナーガが喋ったら唖然とするよね。

 うんうんと頷いて、首にマフラーのごとく巻き付いているナーガを中央のコーヒーテーブルの上に乗せた。みんなの視線が俺の首に集中するという気まずさを避けるためだ。

 途端、ハッと息を飲んだディックが、執務室のキャビネットから上質なクッションを運んできた。ワインレッドのそれを恐る恐る差し出すと、察したナーガが宙に浮いてここへ置けと尾で指し示す。


『いいね、これ』

「ごめん、硬いし冷たかったよね。配慮に欠けてた」

『別にいいよ』

「ウィリス卿もありがとうございます」

「勿体なきお言葉」

『うん。ご苦労』

「偉そう」

『偉いんだよ?』


 首を傾げたナーガの、冗談なんだか本気なんだか違いのわからない発言に苦笑して、その真っ白な頭を優しく掻き撫でた。


 ――さて。ここからが俺にとって本題だ。


「わたくしが先に質問をさせて頂きます。陛下、よろしいですか?」

「ああ。もちろん構わない」

「お父様?」

「いいよ。リリーのしたいようにやりなさい」

「ありがとうございます」

「姫さん。俺には聞いてくれないのか」

「え? えっと、師団長――」

「約束とちがう!」


 約束? 何か約束したか? ええ?

 暫し無言で視線を交わしていた俺は、唐突に閃きました。〝リウ小父様〟呼び。そう、強制的なアレだ。

 俺は約束してないけどな!


「……リウ小父様も、構いませんか?」

「構わねえよ、姫さん」


 語尾にハートマークが付いていそうな満面の笑みだ。

 ……面倒臭いし、気持ち悪い。


「気持ち悪い」

「ユリシーズ! てめぇ、なんて暴言吐いてくれやがる!」

「気持ち悪い」

「二回言う必要あった!? 陛下! こいつの上司に対する態度どう思います!? 再教育を所望します!」

「気持ち悪い」

「陛下まで!!」

「お前が小父と呼ばれるなら、私こそお義父様と呼ばれるべきだろう。何故お前が、何の関係で、何の権利で以てそう呼ばせるのか」

「うおぉぉぉ怖ぇぇぇ……めっちゃ飛び火」


 俺ってそんなに気持ち悪いのか? 切な気にディックに尋ねているけれど、ああ、止めた方がいいんじゃ……聞く相手間違えてるよ、絶対。ああほら、同じ台詞を言われちゃったじゃないか。いや俺も思ったけどさ。

 知らぬ間に別口でお父様と陛下の小競り合いが勃発していた。なぜ陛下が義父なのか、今もこれからもリリーの父は私ただ一人ですが、と底冷えする眼光で威嚇しておられます。

 お父様、落ち着いて。それでは余計に拗れます。そろそろ話を進めたいのですが。ええ、(わたくし)の父はお父様ただお一人ですよ。当たり前じゃないですか。


 コホン。では気を取り直して。


「ナーガ。教えてほしい。わたくしの他に、現在この世界に転生者はいる?」

『いるよ』


 事も無げに頷いたナーガに一同が息を飲んだ。


「……いるのね?」

『いる。でもそれが誰かは教えられない』

「ええ、そうでしょうね。それはわかってる。わたくしが知らないように、彼方にも他の転生者が誰かわからないのかしら」

『知らなかった、が正しいね』

「その言い方だと、すでにわたくしが転生者だと知られているということ?」

『そのとおり』

「どうして……」

『もう一人の転生者はリリーのように神眼持ちじゃないから、ナーガたちから情報収集は出来ない。知ったのは、リリーが少しずつ地球の知識を広め始めたからだよ』


 そうか、オキュルシュス……。そこまで沈思して、はっとナーガを見た。


「もう一人と言ったわね? 転生者は一人だけ?」

『そう。一人だけ』

「同じ地球からの転生者なのね?」

『うん』

「わたくしがオキュルシュスのオーナーであると知ることができる人物、ということね?」

『そうだね』

「少なくとも他国ではない?」

『それは答えられない』


 なるほど。特定に至る発問ということか。答えられない、言い換えれば答えになってしまう、という意味か?

 では国内の人間でほぼ間違いないだろう。――誰だ? 俺の知っている人間か?


「では質問を変えるわ。以前ナーガはわたくしの他に神の使徒は現存していないと言っていたわね」

『うん。リリーの他にいないよ』

「わたくしは転生の段階で使徒に選ばれた訳じゃない。転生して、適性を持っていたから使徒になった。前提が違うわよね?」

『そうだね』

「謂わば先天性の使徒ではなく、後天性の使徒。そのような人間は存在する?」

『しない』


 本当に使徒に準ずる転生者はいないということか。では小説などでよく耳にした、転生者特典という特殊能力は持っていないのだろうか。


「もう一人の転生者は、何か特別な能力を持っていないの? 例えば、人や世界に害をもたらすような能力」

『答えられない』


 所有しているんだな。

 じっと見つめれば、同じ熱量の視線が返される。答えられないけど、ヒントは出してくれているのだろう。何事にも執着しない聖霊なのに、許されている範囲で手渡そうとしてくれている。これは破格の待遇だ。

 じゃあ、ナーガの好意に甘えて、もう少し突っ込んだ質問をさせてもらうか。


「シリル殿下の青磁の花瓶。トラヴィス殿下の寝台。それに転生者は関与してる?」


 ざわっと空気がざわめいた。全員が、先ほどより更にナーガを注視している。

 ナーガの返答如何では、転生者が王宮の、それも内廷に潜り込めているということになる。それは、転生者が王家の敵であると認めたも同然。

 謀反、なのだろうか。王家に弓を引くことは、延いては国家転覆を目論んでいることになるだろう。悪政を敷く暗愚な王から国と民を守るために決起する、そんな理由じゃないことは明白だ。目の前に座する国王陛下が愚王であるとは噂ひとつされていないのだ。寧ろ賢王だと言われている陛下を、国のために討つなど理屈が通らない。

 それに、はっきりと形には出来ないが、違和感のようなモヤモヤとした何かをずっと感じていた。そう、青磁の花瓶の件からずっと。


 答えてくれるだろうか。これはさすがに踏み込んだ質問だったか。

 目を逸らさなかったナーガが、ふるふると緩慢に首を振り、否定の意を向けた。

 言葉はない。どっちだ? どっちの意味で否定した?


『……………』


 示すつもりはない、ということか。この問答さえたぶん、神様の盤上遊戯に過ぎないのかもしれない。所詮俺は彼の用意した駒だ。与えられた情報から最も答えに近いものを見つけなくてはならない。

 まるで広大な砂漠からたった一粒の砂金を探しているような、とんでもなく途方に暮れる作業だな。でもまったくのノーヒントではなく、ある程度指針を示されるだけ有難いのも事実だ。


「言い方を変えるわ。花瓶と寝台の魔法陣は、使徒に課された物の一つなのね?」


 今度ははっきりと、ナーガは首肯して見せた。




読了お疲れ様でした。ありがとうございます。


私事で大変恐縮ですが、4日(木)に亡くなった同級生へ捧げます。

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― 新着の感想 ―
[一言] いささか落ち着きのない雰囲気で始まった話も、ひとたびリリーが真剣になると、こちらの心の中まで一気に『シン……』と鎮まってしまう。この効果というか感覚というか、毎度思うのですけど、不思議に過ぎ…
[一言]  更新お疲れ様です。 > ああ、うん。何となく察した。ナーガが可愛いのは当然として、俺まで一括りにするのは止めてくれませんかね。可愛いは正義だけど、俺は可愛くないからね? 嬉しくもないから…
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