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迷いの森の魔女  作者: 璃桜
第1章
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私の生活

sideは少女になりました


そしてまだ少女の名前は出てこない

(そろそろ出したいなぁ…)

私の1日は、ライナにおはようを言って鶏さんに卵を分けてもらうことから始まります

朝ごはんを食べ、

(あ、もちろんライナのものも用意します)

川へ水を汲みに行くのです

あそこの川の水は、とても綺麗で

力も沢山あるから重宝しているんです


森では薬草や使えそうな物があれば、拾いながら歩きます


今日は、スズリハの芽とキクルの爪と角を見つけました

スズリハの芽は、痛み止めによく効く薬が作れます

キクルの爪と角は、傷薬になるんです


ここの森には沢山の薬草や果物などがあります

私はその薬草や果物を分けて貰い、怪我をした動物たちの手当てをして返します

持ちつ持たれつという奴です


この森には魔物さんもいますが、彼らは危害を加えなければ襲ってくることはありません

彼らは彼らなりに、生きることに必死なんです


私はなるべく彼らを刺激しないようにしています

怪我をしているのを見かけたら、動物たちと同じように手当てします


彼らは、悪意を持っているかどうかわかるので襲われることは、そうそうありません

襲われてしまう時は、興奮している時、痛くて苦しい時、子供を守ろうと必死な時などです


そういう時は、ライナが魔物さんを落ち着かせてくれるので死んでしまうような怪我は負いません

本当にライナは、優しくていい友達です


私の友達は、ライナだけです

仕方ないのです

だってこの森には

私以外、人はいないのですから


私が前に森の外へ出た時から、何年経っているのでしょう

森は季節を教えてくれはしますが、私は気にしません

なので、今は私が森の外へ行った時からどのくらい経っているのかはわかりません

知ろうとも、思えないのです


どうせ、私を知っている人はいないのだから





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