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少女の朝
初めての小説執筆です
完結できるように頑張ります
まだまだ少女の名前は出てこない
(なんということだ…)
街はずれの森の中には魔女が住む
迷いの森と呼ばれるその森は招かねざる客を一生、その森で迷い続けさせる
人の住めない、
獣や魔物の住処『迷いの森』
ーーー魔女はずっと一人ぼっち
森の小鳥の鳴く声に川のせせらぎ
心地よい音に誘われて少女は目を覚ます
「今日も、いい天気」
服を着替え、髪を結う
腰まで伸びた淡い紫色の髪は、今日も光を反射して輝いている
「ライナ、おはよう」
少女は小さな黒いトリーー…ライナに挨拶をし、鶏に卵を貰う
大切な朝ごはんだ
感謝を込めて少女は、ライナを撫でた
「ねぇ、ライナ…今日はいいことあるかしら」
ご飯を食べ終わった少女は
小さく、そう呟いた