第二章
ブオオオオン!!
キキイー!!
バタン。
「憲治さん相変わらず荒い運転すねー(汗)オェー。吐きそう。」
「なに言ってんだよ!いくぞ!!」
CLUB INFINITY。ここにももう、五年世話になってんだな。
ガチャッ。
中に入るとクラブ内の奴らが待ってましたと言わんばかりに大きな歓声がわいた。
「憲治さんだー!!!!」
みながくちばしにそう叫ぶ。
「憲治さん!」
実だ。
「みのるー!すげー盛り上がってるじゃねーかー!!!」
「はい!憲治さんステージに立ってなんか一言ってきてください!」
そう言うと実は無理やり俺をステージへ連れて行った。
「みんな注目!我らが誇る、インフィニの頭憲治さんから一言もらいたいと思う!耳の穴かっぽじってよーく聞け!」
と、実がマイクを渡す。
「オメーラー!!盛り上がってるカー?!」
おぉー!!
クラブが揺れるほどの歓声がわく。
「今日は朝まで飲み明かそうぜー!!」
おぉー!
ステージから降りると、実がこっちへ来いと手招きしている。
「どした?」
「いや。。。ウォッカでもどうかなって思って。」
「おう。ショットガンでな。」
「ウィッス。」
ゴクッ
「かぁー!やっぱ祝い事はウォッカに限るな!」
「ははっ。そうっすね!」
??なんか今日の実変だな。
なんて思ってたら、パーティー一日目も終わってしまった。
「じゃー、九時にまたここくっから。」
「はい!わかりました。遅刻厳禁っすよ!」
「わかってら!」
俺は家に帰った。家についた俺はシャワーを浴びて、九時まで寝ることにした。
布団にもぐり、目をつむる。
(そういやー五年間の間いろんなコトがあったなー。懐かしい。)
頭の中で考えてたらいつの間にか寝ていたらしー。午後8時に目が覚めた。
「8時か。」
用意をしてパーティーに行く。その途中、準を迎えにいく。
「おはよーございます!」
相変わらずデケー声だ。
「おう。乗れ!」
準を乗せ俺はCLUB INFINITYへ向かった。