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太陽-Beast Friends-   作者: 黒井 夕
第3幕 ネコ達の集う夕暮れ時に
29/30

第27話

新章開始です。

序章ということで短め。



「はい、おばちゃん。500リンね」

「はいよ。えらいねー、お手伝い?」

「そ!また来るね!」


お金の代わりに袋に入った林檎を受け取る。

少し遅くなってしまった。

太陽が沈みかけ、少し赤みを帯びた大通りを駆け抜ける。


「あっ、アイスのおじちゃん!」


アイス屋の店主が顔をあげた。

手には作りたてのアップルシャーベットを持っている。


「おう、今日も来てたのかい。これ食うか?」

「ううん。あたしもりんご持ってるし!帰ってお母さんにアップルパイ作ってもらうの!」

「そうかい。気をつけてお帰り」

「うん、ばいばい!」


そうしてまた大通りを行く。

通りをそれて、細い路地へ入る。

高いレンガの建物にはさまれた小さな店。


「たっだいまーっ」


ドアについている鈴がちりんと鳴った。

エリルの街にひっそりと建つ秘密の店。

ここは――――亜人達の集う店、『猫のしっぽ』





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