1話 それは一つの本だった
初投稿ですっ!
ある時、私が本を読んでいると
「あなたが本を読んでいるなんてめずらしい、そんなに面白い話なの?それ」
そう、語りかけてくる少女がいた
「まぁ、そうですね。珍しいバッドエンドなんですよ、これ」
そういうと彼女は少し驚いたような顔をして、くすくすと笑いながら聞いてきた
「あなた、バッドエンド物が好きだったの?」
「はじめは興味が出たので読んでたのですが、そのうち私がここに行って、この物語をもう少しいい方向に持っていってやりたいと、そう思ってしまってます」
そうすると、彼女は興味を持ったようで隣に座って提案してきた
「あら、それはあまりにもエゴね、でも、それができるって言ったら、あなたはやる?」
「できるんですか?そんなことが」
にわかには信じられない言葉に私は反射的にそう答えた
「あら、ここがどこで、私を誰だと思ってるの?」
「…そうでした、その見た目で神様ですもんね」
「その見た目って、小さくて悪かったわね」
「ふふ、実に愉快な話をしてるじゃないか、カルマ」
突然後ろから声が聞こえる
「あらサンクトゥム、聞いてたならちょっと手伝ってよ」
「いいだろう、他ならぬレノヴァの考えだしな。というかそのために来たのだろう?お前は」
そこで隣の少女、カルマ様が少しまじめな顔で言う
「そうだね、私もバッドエンドは嫌いだし、何よりレノヴァ、あなたの運命はこの星とともにあるの。興味が出たのもそのせいかもね」
「じゃあもしかしなくても今日ここに来たのってそのためですか?」
いつの間にかカルマ様と反対の隣に座っていたサンクトゥム様が言う
「そうだ、この物語は他と違ってね、ちょうど今日暇そうだったから私が呼んだんだ」
「じゃあ早速行っちゃおうか!ゴーゴー!」
これは滅びの運命を辿る星の物語
……
ある時空で玉座に座る者がいた
「よいしょっと」
目の前に突然少女が現れた
「んーと?あっ!いた!」
少しまわりを見渡しこちらに気づくと声をかけてきた
「ちょっとー?レディの会話をのぞくなんて、マナーがなってないんじゃないのー?」
「それについてはお詫び申し上げよう、だが天外の視線を感じそれを追い姿を見てみるとその存在がまるで幼子のような姿だとはな」
目の前の少女は少し不服そうにこちらを見る
「はいはい、初対面で見た目について言うのは大罪よ?それで貴方は誰?」
「本当の名は等の昔に忘れてしまった。一度記憶を失った故な、今は目覚めた時に覚えていたティオという名を名乗っている」
「へぇ、じゃあ次の質問ね、この星の神はどこ?」
「神か、この星には二柱いたそうだが私がこの身体に意識を持ったとき既に一柱は封印され一柱は反逆の刃の前に倒れその後から行方不明らしい、どちらも神を掌握しようとした愚かな人によるものだ」
少女は玉座の前の階段に座った
「ティオ、この星の行く末は見ていたなら知っているでしょう?」
「あぁ、物語は読んだ」
「ええ、ある二人の幼なじみの二人は国の外に蔓延る魔を打ち砕くために仲間を集めて旅に出た、順調に進んだ旅の途中、一人が魔に侵され操られ仲間に刃を向けた、結果静められたがその人は死んでしまう。だがあきらめず進んだ皆をっていたのはまさに今創られている蛮神、完成した蛮神は恐ろしい強さを持っていて無ずすべなくやられてしまい解き放たれた蛮神は国を滅ぼし星を掌握する、最悪のシナリオね」
「だが今貴殿がここにいるということはそれを、解決してみせるというのだろう?」
少女が振り返って言う
「解決っていうのは大げさよ、少し手を貸して歪んだ道を正すだけ、そのために貴方を必ずこの出口のない空間から出してみせるよだから待ってて■■■■■■■」




