表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

エッセイ

どんな時だって約束

作者: 太陽

私には結婚してから今年で小学生になる子供がいます

子供が生まれてからも私は小売業の仕事を続けてきました

お客様の対面で接客ができる仕事に魅力を感じていたからでした


しかし、心の底から仕事に取り組めない一面もありました。それは いつも休日に遊びにいってあげられない息子のことが気がかりだったからです。


〈息子に寂しい思いをさせているのではないか〉という後ろめたさから、保育園に迎えに行って、最初にかける言葉は「いつも遊びに行けなくてごめんね」でした。


ある日、子育ての先輩にその悩みを初めて打ち明けました


するとお母さんから、「『ごめんね』より、『ありがとう』と言葉をかけられる方が、子供にとって良いことよ」と助言されたのです


子供と前々から約束していたプロ野球の試合を観戦するという約束がありました


その当日 試合を観に行こうとしたとき 一本の電話が私の方にかかってきました


それは突然の会食のお誘いです 

それは社長が出席する大事な会食 これは行くしかないと思いました


その時 そっと子供の顔をみつめます それはとっても悲しそうな顔で涙を浮かべてながらこちらを睨んでいました


私は悩みました 会社をとるのか 家族をとるのか



悩んだ挙句 私は社長に断りの電話をいれることにしました


「会食より大事な予定があるのかね?」と問われます


私は正直に「子供と前々約束していたプロ野球の試合を観に行きます」とはっきり伝えました


すると社長は「そうか それなら仕方ないな 

家族の笑顔を届けてきてくれ」と背中をポンと押されたようでした



その後 無事にプロ野球の試合を観戦した私と息子は晴れ晴れとしながら帰路についたのでした


私は知らなかった この子が こんな顔をして笑うなんて



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
こんにちは。 太陽様の行動をあれこれ言う人がいたとしても、私は言います! 正しい選択だった! 結局、自分が困った時、助けてくれるのは会社じゃないですからね。 家族ですからね。 お子さんの笑顔、泣きた…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ