登場人物紹介
登場人物
烈火信仁 ジャパニーズ・ガーディアン
守護対象 炎神大社 16歳
日本国の封印所の一つである、『炎神大社』100の代目のガーディアン。
普段は、どこにでもいる普通の高校生であり、戦闘でも積極的に戦う方ではない、
ただ、西枝を襲う敵に対しては容赦はない。
本来の人格のほかに、「黎明」と呼ばれる人格を持っている。
ある事件で全滅したジャパニーズ・ガーディアンの一派であった一族のただ一人の生き残りであり、その時の事件が原因で「黎明」の人格が生まれた。
信仁はその時のショックで記憶を失っており、西枝の家族に捨て子だと覚えこまされた。
西枝の家族は信仁をガーディアンにするつもりはなかったが、西枝を守ろうとした信仁が
ガーディアンとしての力を覚醒させたのを見て、長らく不在だった炎神大社のガーディアンにした。
使用武器は日本刀「紅蓮刀」であるが、「黎明」の意識が覚醒すると「火尖槍」と呼ばれる槍になる。 数学が苦手で世界史、日本史が得意。
西枝冴姫 ジャパニーズ・ガーディアン
守護対象 後藤田池の祠 16歳
町のため池の一つ、後藤田池の祠を守護するガーディアン。
小さいころから勝ち気な性格で、男子と混じって遊んだりするほどだが、暗闇が苦手。
一族が代々、池の管理人をしているために、普段は池のすぐ近くにある家で過ごしている。
信仁とは幼馴染で、通う高校も同じ、、信仁がガーディアンの一族だということに当初は気付かなかった。
使用武器は「渦切」という薙刀。
夏 神人 チャイニーズ・ガーディアン
守護対象 中華街の竜神神社 17歳
日本生まれの中国人で、ある理由からジャパニーズ・ガーディアンを敵視し、
ロシア人傭兵部隊を率いるニコライと手を結んでいる。
暮らしているのは中華街の竜神神社で、信仁たちとは同じ高校の同級生という関係。
容姿端麗で成績優秀な優等生で、女子たちのあこがれの的。
ただ、切れると自制を失う時がある。
使用武器は 「赤竜焔月刀」という薙刀。
ニコライ・イワノビッチ ロシア人傭兵部隊司令官
神人に協力し、自らが率いる傭兵部隊と共に、ジャパニーズ・ガーディアンを追っている。
彼曰く「すべてのガーディアンの抹殺」が目的のようだが、なぜかジャパニーズ・ガーディアンをよくつけ狙う。街中でも容赦なく発砲する。
グラウ・マガと呼ばれる軍隊格闘の使い手であるとともに、射撃の名手。
おもに使用する武器は、SIG P220,AKM2,ドラグノフ狙撃銃。
用語集
『ガーディアン』
2つの世界の境界を守る、あるいは強大な力を封じてある場所を守る
宿命を負う一族のことを指す。
一族の中の一人が「守護者」となり、その守護対象からのエネルギーを得て、
「神器」と呼ばれる武器を使い戦う。
「守護者」の寿命は基本的に100年であり、通常の人間では殺すことは不可能。
(瀕死になることはあるが、魂を直接滅せられない限り死ぬことはない)
世界のあちこちにそれぞれのガーディアンがいて、それらを「守護者連合」と
呼ばれる国際組織が束ねている
「イングランド・ガーディアン」「チャイニーズ・ガーディアン」
「イタリアン・ガーディアン」「ジャパニーズ・ガーディアン」
「コリアズ・ガーディアン」「アフリカン・ガーディアン」
の5つが「常任守護者」を構成している。
ただし、近世になってからの争いにより「ジャパニーズ・ガーディアン」と
「チャイニーズ・ガーディアン」および「コリアズ・ガーディアン」の
関係は悪化している。
『守護者連合』
世界各国に存在するガーディアンを束ねる国際組織、本部はイギリスにある。
連合長が連合全体の管理をしており、その下に様々な担当部署がある。
現連合長はイギリス貴族「スカーレット侯爵」
『神器』
「守護者」が扱う武器のこと。
代代その守護する場所に祭られているもので、その一族でないと触れることはできない。
また「守護者」にえればれた人間以外のものは持つことはできるが、能力は発動しない。能力を最大限に発揮すれば一国を物理的に滅ぼすことも可能な力を秘めている。
『常任守護者』
守護者連合の中で、力を持つ(守護者人口が多い、強力な能力者が存在する、歴史が古いなど)5つのガーディアンズで構成される組織。
連合内での争いを未然に防ぐことを目的に作られたが、近世にはいってからの争いによりいくつかのガーディアンズの関係が悪化している。
『デーモン』
時空の裂け目から出現しているろ推測されている怪物の総称。
どこから来たのか、またその正体もよくはわかってない。
人型、獣型、巨人型など様々な形をしているが、共通しているのはガーディアンが扱う
神器でしか倒せないということ。通常の人間が攻撃してもダメージを与えることはできるが、殺すことはできない。
近世にはいりその数は減少気味にあるが、代わりにその狂暴さや強さが増す傾向にある。