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不完全詩集

ちょともういい

作者: 雪傘 吹雪

貴方の事も


未来の事も


人生の事も


もういいよ


どうでもいいよ


疲れたから


幸せが想像できないの


惰性で生きていたって意味が無いから


苦しいとか


寂しいとか


誰かに言えたらなら


きっとそれでだけで楽になるんだろう


でも、それは根本的解決ではない


ただの気休め


本当に笑えるようになりたいなら


努力しなきゃいけないの


けど、その努力をするには


どれだけの幸せを捨てなきゃいけないのだろう


そして、その先には捨てた分以上の幸せがあるのだろうか


幸せに絡まる程


幸せになれない気がする


貴方に助けを求めたいけど


そんな勇気は持ってないし


自信も無い


だから、もういいかなって


貴方と居れなくたって


もういいかなって


疲れたよ


明日の事とかどうでもいい


貴方の物になるなんて


叶わない事だって知ってるし


それならもういいよ


どうなったって


生きる気力が無いとまでは言わないけど


ちょっとだけ楽しみな事が無くなってきた


明日が楽しみな日が無くなった


カスの様な幸せに生かされているだけなんだ


私は誰かから栄養を吸っている寄生虫だ


本当にそれで良いんだろうか


考えが堂々巡りになってしまう


だから、今は


もうどうでもいい

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