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お願いだから、嫌いって言って

作者:桐沢清玄
【本シリーズは、各話の世界観が完全に独立したオムニバス形式となっております】

「あなた、私のこと好きよね?」

 彼は「いいえ」と答えたけど——私ははっきりと“それが嘘”だと分かった。

 小さい頃から、変な力があった。YESかNOで答えられる質問をすれば、その答えが“本当か嘘か”分かる。声のトーンとか、表情とか、直感とか、そういうのじゃない。胸の中に二つの小さなランプがあって、そのどちらかのランプが灯るみたいな感覚。

 最初は面白がってた。でも少しずつ大人になっていって——この力は私を、歪めていった。

「好き」と言われても、嘘だった時の絶望。
「大丈夫」と言われても、嘘だった時の無力感。

 だから私は、もう誰の言葉も信じない。
 そう、思っていた。

※投稿作品は執筆にあたりAI(ChatGPT)を活用して助言、補助を受けております。最終的な内容は全て著者自身が確認、編集したものです。
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