表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
枯れた街  作者: そーゆ
プロローグ
1/5

プロローグ

大まかな前史です。

2024年のトランプ大統領就任以降、日本は米中の狭間で冷戦に巻き込まれていた。

しかし、政治家は中国の分断工作に乗せられ、外国人に対する規制を次々撤廃、日本の著名な観光地は半ば外国企業の植民地となってしまった。

国民はデモや抗議で国会に問い合わせるも、日本の与党である政治家は耳にも入れず、放蕩と豪遊を繰り返していた。

従来の三権分立や国民主権は過去のものとなり、政治家のエゴで決められた総理大臣が増税を繰り返し、司法すら押さえて暴走を繰り返した。

ここで事件が起こる。

前日から続いていたデモで、一部の暴徒化した民衆が国会議事堂に侵入し、警備隊との衝突で死人が出た。この事で当の石破内閣に批判が集中するも、自民党は思ってもいなかった手段に出た。

何と、自衛隊や警視庁を私的利用し、文句を言う(口うるさい)野党をクーデターによって政治の場から蹴落としたのだ。

当然、国民は非難するも、政府は『非常事態』を口実に都市部の交通や通信網を遮断、デモに参加した本人やその家族に対する取り締まりを開始したのだ。十分な裁判と証人喚問なしに死刑が宣告され、瞬く間に処されていく。

しかし、それでも国民は諦めなかった。

同じく国の政策に反対してる一部の現役自衛官達や警察、在日米海軍兵士による武器の国民側への横流しも多発。これに恐れ慄いた政府は『反乱対策本部』を設置し、国民側も『日本救済同盟』と言う名の地下組織を結成、離反した一部の自衛隊を従え日本の各地で蜂起したのだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ