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クロニャはケモミミ男の娘でした。★「男の娘と一緒に風呂入るのはなんか緊張する」

 試験の結果発表まで一週間学園街で過ごすこととなった。


 筆記用具や魔法を使うときにスタッフ(ロッド、ワンド、スタッフなどあるらしいが皆スタッフを選んだ)などを買った後はゆっくり観光を済ませ、試験の結果は全員が合格だった。


 というか魔力測定の時点で鈴音とクロニャは合格を言い渡されていた。桃だけは魔法がダメダメだったが筆記問題は満点だった。鈴音は生徒代表挨拶の挨拶でも来るかとうぬぼれていたが依頼は来なかった。


 入学式。偉い人の長い話は全部カット! 生徒代表はなんと日本人だった。ショーカーン国で呼ばれて勇者の義務を果たすと何たら話していたがカット!


 鈴音は『めんどくせーことになったなー』と適当に考えていた。勇者として召喚された一学校は魔術の適正が高かった者がここに送られてきたらしい。総勢56名。


「日本人でありんすか、仲良く出来ると良いでありんす」

 耳が動いているのか動いているフードを眺めながら。日本人なら差別意識無いもんなと鈴音は思いながら。


「いや、できるだけ関わらない方が良い。関わるなら落ちこぼれとか、ハズレ能力者とか言われているやつにしろ」

「なぜでありんすか」

「落ちこぼれこそ主人公だからだ」

 ?という感じにクロニャは首をかしげた。


 ちなみにクラス分けだが。去年までは色ごとに分けていたらしいが、今期は多色を持つ勇者が入学

した結果、成績ごととなった。鈴音とクロニャはAクラスで、桃はGクラスだ。


「ひどいでち。成績ごとにクラス分けすると余計格差が出来てバカはよりバカになるって海外の論文に書いてあったでち。てかあちき筆記は主席でちよぉ! あ、違ったでち それは小学生までで、中学以降はいいんでちたっけ」

 桃は独りごちている。


「魔法学園だから仕方ない」

 

 寮に案内される。この学校は全寮制というわけではないが(貴族は別荘を持っている)大抵の者はそこで落ち着く。


 女子寮に侵入したら殺すと、お前が女子に見えないよというゴリラ寮長(失礼!)に言われた。寮は二人部屋か四人部屋が普通らしい。

 が、天才である鈴音とクロニャ(人種の問題もある)は一人部屋だ。桃は八人部屋だったらしい、筆記満点なのにと泣いていた。

 どうやらこの学校は魔法が第一のようだ。ちなみに何で八人部屋なんてモノが生まれたかというと大量に勇者が入荷されたからである。ざこ寝らしい。


 ひたすら広い学園だけあって大衆浴場(それは日本の文化で海外じゃないはずでち、と桃がツッコんでいた)もあるらしく久しく癒やしをとることにした(鈴音は別に疲れていないが)。


男女で時間帯が分かれているらしい。

 ドラゴン(を模した)の口からお湯が流れるかなり広い浴場であった。鈴音が目をつむりんびりしていると。


「横座るでありんすよ」

 と隣からクロニャの声が聞こえ、時間帯を間違えたか!? と驚き目を開く。一日目で退学か! と冷や汗をかいていると。


「何慌てているでござりんすか?」

 クロニャは正常運行。


 0才の赤ちゃんから幼女、童女、少女。妙齢と様々な美人ときゃっきゃうふふしてきた鈴音からする(彼の体裁の為に言っておくと幼女と付き合っていたのは自分も転生し幼児になっていたときである)と何で興味もないからだを見せられて退学なんだよ落ち込んでいた。


「・・・・・・今、女子の時間帯?」

 クロニャはこてんと首をかしげ(かわいいと鈴音は萌えた)た後。


「わっちは女子風呂に入るほど変態ではないでありんすよ」

「はぁ! お前男!」

「何を今更でござりんす? 禿だから当然でありんすよ。ほら周りを見渡せば男子ばっかりでありんすよ」


「いや、余計混乱した」

 よくよく聞いてみると九歳で死んだクロニャは遊郭のことを知らずに死んでおり、遊郭とは男性が女性にご奉仕する場所だと思っていたらしい。確かに周りを見渡せば風呂に入っているのは男子しかいない。


「で、でも桃の裸みても何の反応無かったし・・・・・・」

「遊郭では毎日女性の痴態をみているでありんすよ? 多少のことでは動じないでござりんす」

「桃は知っているのか?」


「最初から『ナンパされたでち』って言ってたでありんしょう」

「そうだった・・・・・・てか、浴場の視線集めていないか!?」


 耳を澄ますと「忌み人をメイドにしているのか・・・・・・」「忌み人が入った湯に入るなど」「でも、あんなかわいければな・・・・・・今度奴隷市でも探ってみよう」


 違う意味で注目を集めていた。そういえば貴族がメイドと風呂入るのは普通のことだしな、と鈴音は思った。


 そこで日本人らしき男達が忌み人呼ばわりしていた者に詰めより始め、嫌な予感がした鈴音達は早めに風呂から出た(善意だと思われるが)。ちなみにクロニャの悪口を言っていた奴に圧をかけなかったのは風呂場で気絶して溺死されても困るからだ。


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