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ぴよぴよひよこ。★(・・・・・・ひよこは力を溜めている)

〈忍の試合〉


『さあ、次の試合は白魔法のプロフェッショナルにしてクロニャの奴隷、忍選手です!』

「人聞ぎきがわるいでありんす」

 タ明域をつくクロニャ。


「あなた様の奴隷、忍! 頑張りますよ!」

 観客席のクロニャに向かって叫ぶ忍。


「迷惑でありんす」

 フードを深くかぶるクロニャ。クロニャは差別対象。あまり目立つべきではないのだ。


『相手は筋肉教師の弟子です! 当然のごとく緑魔法使いマッスルアーツを得意としています』

「またかよ!」

 ついツッコむ鈴音。

「ちなみにあちきも弟子でちよ」

 と桃。

「お前もかよ!」


『両者並び立ちます。おおっと、これは見事なサイドチェスト!!』

「いや、どうでも良いだろ・・・・・・」

 筋肉にはうんざりの鈴音。


『レディ――ファイ!』


「召喚。ひよこ!」

 忍が魔法を使う。かわいらしいちっこいひよこが五匹現れた。モンスターにも見えない、普通のひよこだ。

『緑魔法の召喚術がライオンなどの強力な生物だとしたら、白魔法は小型の生物を多数召喚するのに向いています』

 解説。

『しかし、忍選手ひよこを五匹しか召喚していないっ! 本来ならひよこ五百匹などが定跡だが!?』

「それでも召喚対象はひよこなんでちね」

 ひよこが普通なことにあきれる桃。


「小型の生物でもでも数は力だ。戦争は数で決まる」

 と、冷静に意見を述べる鈴音。


「特異能力、〈ミニオン強化〉!」

『そうこれこそがかれ――じゃない彼女の切り札です。彼女の特異能力は』

 と、チート能力を発動する忍。


 強化されたひよこが目にもとまらないスピードでマッスルに向かう。そして上空へと蹴り飛ばす。

『召喚された生物の強化』

 と、解説、

 そこで構えていたひよこが別の方向に蹴り飛ばす。それをまた別のひよこが蹴りマッスルは中を踊る。

『ひよこがまるで化け物のようだー!』


 そしてひよこのおもちゃとされたマッスルはヒットポイントを失い敗北。

 忍の勝利が決まった。


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