外れ能力、それすなわち主人公なり。★「女子の裸は! 見たい!」
「てかなんで魔法の適正がないのに魔法が強いってわかるでちか?」
「そういうものだ」
「そういうものでちか」
「ひっぱてきたぞー」
いつの間にやら連れてこられる魔法がすごいけどすごくない人(?)。白髪の幸薄そうな美女だった。
「ええええ、と・・・・・・え?」
魔法がすごいけどすごくない人は状況を全く理解していないようだ。
「オレ様の相手チームに入れ。以上」
完結に状況を説明する忍。
「え、相手チーム? 自分のチームじゃなくて・・・・・・あ、もしかして私が魔法使えないから、足手まといやくとして。はぁ」
しょぼーんと効果音がつきそうに落ち込む魔法がと(以下略)。
「大丈夫だ。君の固有能力は〈魔法を打ち消す力〉だ。まさに主人公らしい能力だ」
堂々と告げる鈴音。その通りそんな能力を持つ物が主人公の作品は多いのだ。
「どういうこと?」
「君はすごく魔法が使える、だが、特異能力で自分の魔法を打ち消してしまう。だから魔法が使えないんだ。だが、相手の魔法も効かない、魔法学校では無敵だ」
魔法が(以下略)は目元に涙を浮かべカプセルトイが野原を駆け回るような笑顔を見せた。
「ちなみに桃――あいつな、あいつは服を脱がせる能力を持っているが魔法じゃないので打ち消せない」
「私の裸を見るために呼んだんですか。はぁ」
ふたたびしょぼーんとしそうになる魔(略)に対し。
「いや、一切君の身体には興味はない。なんたって女に転生したことも一〇〇回以上あるからな」
堂々と告げる鈴音。さらっとめっちゃ転生していることを口走る。
「女性の痴態は見飽きたでござりんす」
男遊郭にいたクロニャはもっとひどいモノを見ている。
「むしろ裸は正義、全人類が裸であるべきだ」
熱弁する桃。
「オレ様も興味ない。クロニャ様の裸以外にはな」
意外とクールな忍。しかし、相変わらずの変態具合である。クロニャが怯えている。
無言の五円玉。
「あなた、そこの黙っているあなた。実は興味あるでしょ!?」
「そ、そ、そ、そそんな分けないだろ気高い勇者だぞ!?」
明らかにま(略)の裸に興味のある五円玉だった。
そこに教師からの一声。
「おーいそこのお前らさっさと模擬戦しろ」
話題の転回によって救われた五円玉。
えっと、結局どうなるんだ、鈴音たちは一瞬悩み。
鈴音・魔打ち消し・クロニャのチームと、桃・五円玉・忍のチームに分かれることとなった。間に変な単語が入ったチームである。
「3、2、1、ファイ!」
教師のかけ声で、戦闘が開始される。
「あちきの新技をくらうがいいでち。エリアパージ、エリアパージエリアパージエリアパージエリアパージエリアエリア」
桃がパージの言葉を発するたびに訓練所にいるみなの服が脱げていく。
「い、いやーーーー」
「きゃーーー」
叫ぶ女子とガン見する男子。訓練所はパニックと化した。ちにみに鈴音は、
「エンジェルクロス」
天使の力を身にまとい変身する能力を使っていた。ちなみにその世界で転生時では熾天使までまとうどころか、デビルクロスを使えそれを極め、〈ルシフェル・ルシファークロス〉も使えたが、今使えるのは権天使へのクロスである。
クロニャは太くなった尻尾で股間を隠している。桃は気持ちよさそうにしている。他には忍が女性だと言うことがわかった。五円玉は鼻血を出していた。ひたすら女性陣をガン見している。
訓練は中止となり、桃は停学となった。
ちなみに魔法が得意だけど使えない人は、最強の肉壁として騎士学校の方に転校した。
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