空と城
幼なじみの話しは好きですか?
わたしは大好きです。
機械族はファンタジーか、SFか、まあなんでもありです。
これから主人公たち二人で旅にでます。
短編です。
でも、話しふくらましたい。
星降る夜にそれは現れた。
「こんにちは」
「こ、こんにちは」
ここは一面畑だらけ。
一面田んぼだらけの獣人の村。
空から城が降ってきたのだ。
俺は牛の獣人のモータ。
彼女いない歴=年齢の三十四歳だ。
いや、そんなことよりも、まずは……。
城から降りてきたのは俺たちと対極の種族。
機械族のロビーだ。
毎回迷惑な発明をする、主な犠牲者俺。
「で、今日は何の実験をしていたんだ?」
「空飛ぶ国ですよ」
また、訳のわからないことを言っている。
いつものことだがくわしく聞こう。
「空を飛ぶの説明と国の説明をしてくれ」
「魔法具によって空を飛ぶんですよ! 最新の半永久エネルギーです」
「そして、王立魔法院を追い出されたからから独立してやるんです!」
頭が痛い、なんでこいついつもこう突拍子もないことを思いつくんだ。
こいつはトラブルメーカーの天賦の才を持っている。
いよいよ、国も手に負えなくなったか。
「なんで俺のところにきたんだ?」
「パンパカパーン! 名誉ある国民第一号なのです」
「ああ、畑の世話をする時間だ」
「最後まで聞くのです」
俺はまた座って聞くことにした。
「これから国民を公募するのです。モータにも手伝ってもらいます」
「そんな物好きいるかよ」
「世界には研究したくてもできない研究家がいっぱいいるのです」
どれだけ多くのマッドサイエンティストがこの世界にいるというのか?
「さあ、一緒に旅立ちましょう! モータ。ファーストジェントルマン!」
「え、いやだよ。ん? ファーストジェントルマン?」
「プロポーズですよ、返事は?」
「へ? え? イエス!」
俺たちの旅は始まった。
読んでくれてありがとうございます。
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