閑話休題 地祝って普通?
母親の住む家は先祖代々の土地に新しく建てられたのだが、それを建てる前の地鎮祭の前から準備が大変だった。
そこは水神の蛇のいる沼を埋め立て米作の地にしたという伝説のある場所である。
山の上のお寺の鐘には大蛇が恨みで撒きついた跡が残っている。
なもので、人が住む前には地を慣らすのに手間がいる。
地鎮祭の前に地祝だ。
生卵400個。酒4斗。を敷地の四方に穴を掘り埋める。
それから1ヶ月(かな?)してから
竹炭4表。塩40キロ。水晶8キロ(サザレやクズなので、そんなに高くはない)を以前の穴から45度角度をずらし穴を再び掘り埋める。
卵と酒で大蛇を喜ばし
塩と水晶で清めて気分良く立ち退いてもらう。ってやつだろう。炭はなんだろう?
水晶は我が用意したのだが、御徒町の店で何に使うか聞かれて「実家の地祝」と答えたら変な顔をされた。
やっぱり珍しいのだろう。
棟上式は普通で、お菓子を近くの問屋街から大量に買って持って行った。
餅なども用意してあり、それらを、梁の上から投げたら、学校帰りの子供たちが沢山来ていて、喜んで拾っていた。最近は、ここまで大きな棟上式をしない。と袋を持参してきたお婆さんが言っていた。
最近知り合った神職の方に聞いたら、水晶、竹炭は古戦場や処刑場跡地などでの清めに使われると言っていた。
どうやら、実家のほうは最上級の清めを必要とするらしい。
そうだよな。友人の地鎮祭を手伝ったが、酒、米、榊、野菜、果物、小豆くらいだったよな~
土地柄なのか、四国の知人は卵とスルメだったそう。
他にも地元はこんなの使います。っというのがあったら教えてほしい。
我の実家が神さまを大事にする場所なのか
それとも障りが激しすぎるのか・・・気になるところである。
20年後にまた必要なようだが、我はもう縁を切っているから手伝えない。
次回は規模は小さくなるようだが、それでも水晶4キロ必要となるとか。
まあ、それは、もうどうでもいいか。




