表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あやし百話  作者: くろたえ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

53/101

56話 (社会の) 窓

幽霊が日常的に見える人は、それに物質があるのか、無いのか、判らないそうだ。

霊感の強い友人の話。


コレには彼も首をかしげている。



ある日、電車に乗っていた。

彼は座席に向かって立っていた。


ふと目をやると、斜め3人くらい離れて座っている男性の股間に肌色が見えた。


(あ、コイツ露出狂だ!!!)


と焦ったが、周囲は無反応。


座っている男性も普通の顔で携帯をいじっていた。


良く見ると、その男の股間から生えていたのは赤ん坊の足だった。


ぷくぷくの乳幼児らしき足だったそうだ。

可愛い小さな爪もちゃんとあった。


電車とかでなければ、普通に人形の足を挿んでのイタズラだと思うのだろうけど・・・



見える人は、逆に分からないようだ。


「いや、もちろん、座っている男のイタズラなのかも知れないけれどな」


と言いつつも、股間の肌色は目立って、リスキーだろう。


しかし霊体だとしても、股間に子供の足が生えているのは、何の意味があるのだろう。


聞いても、友人は「解らない」と首を振るだけだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 赤外線リモコンのレンズに携帯カメラを向けてスイッチを押すとピカピカ光るのがわかります 肉眼で見ていてもわかりません カメラやTVカメラに霊が映るのはそのせいかもしれないと思っています。 見…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ