コミカライズ40話 公開予告SS
本日18時頃、コミックアース・スターさんにて公開予定です!
ユンボが描いたコミックが40話となったということで、アルナーがお祝いをしようと言い始めた。
10話とか100話とかそういうキリの良さでお祝いというのなら分かるのだが、40話でお祝いとはどういうことだろうと、お祝いの準備を手伝いながら疑問に思っていると、竈場で調理をしていたアルナーがそんな私の表情を見てか、鬼人族の数についてを教えてくれた。
「手足の指が全部で20本だろう? その倍の40というのは手足の指でも数え切れないとか、それ程に多いとか、そういった意味を持つ特別な数字だとされているんだ。
多いものを表現する時にも実際に40なのかは関係なく40という数字を使ったりもするんだ。
子だくさんの人がいたら40人子供がいるらしいと話したりとか、昔話でたくさんの盗賊が出てくる際に40人の盗賊が出たと話したりとか、そんな感じだな。
今回のようにも40という数を達成したというのは一つの山を越えたような意味合いがあって……ああ、誰かが40歳になった時とかも村を挙げて盛大に祝ったりもするな」
「ふーむ、なるほどなぁ。
だからコミックの40話達成もお祝いするという感じか」
「そういうことだな、料理はユンボが以前から腹いっぱい食べてみたいと言っていた肉料理を用意するつもりで……肉の方はそろそろ届くはずだ」
そう言ってアルナーは今ある材料での料理を進めていき、納得した私は必要な材料や食器、テーブルなどの運搬を始める。
そうこうしているとジョー達がぞろぞろと竈場へとやってきて……そこらで狩ったらしい黒ギーや、森で狩ったらしい鹿、どこで狩ってきたのか熊なんかを荷車で運んでくる。
運んできてそれで終わりではなく肉にするための作業、解体が始まり、同時にアルナーの調理も始まり……解体された肉がどんどん焼いたりスープにされたりと調理されていく。
そして広場の方ではテーブルなどのセットが終わって……セットされたテーブルには肉が山盛りとなっている食器が並べられていく。
「……ここまで肉だけとなると壮観だなぁ
……あ、マヤ婆さん達のために野菜スープもあるにはあるのか、少しだけだけど」
と、思わずそんな言葉が漏れてしまうような会場が作られていき……そして大体準備が整った頃に、主役となる……準備の間ユルトに押し込められていたユンボが犬人族に連れられてやってくる。
そうして今日はユンボが主役との説明が行われ、村の皆からの祝福の声が上がり……それを受けてユンボは喜んで飛び上がり、その勢いのままに大きな黒ギーの丸焼き肉へとかぶりつくのだった。
お読みいいただきありがとうございました!
今回までの40話が収録された最新8巻は12月12日発売で絶賛予約中です!!






