表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
領民0人スタートの辺境領主様 外伝集  作者: ふーろう/風楼


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

124/124

コミカライズ更新 告知SS

73-1話 73-2話(先読み)コミックアース・スターさんで公開です!



 ある日のこと。


 犬人族達の鍛錬をしてやっていると、珍しくマスティ氏族のユンボが参加を表明してくる。


 コミック製作という大事な仕事があるため、鍛錬や見回りなどの仕事が免除されているユンボだったが、たまには体を動かしたいというタイミングがあるようで……ちょうど今がその時らしい。


 そしてまずはマスティ氏族同士の鍛錬が始まったのだが……何と言ったら良いのか。


「打たれ強いなぁ」


 という言葉が口から出る。


 村から少し離れた草原で、さっきからユンボは攻撃を避けて避けて、時に受けてしかし一切ダメージを受けずに無傷。


 とにかく打たれ強い様子を見せてくる。


「確かユンボは、イルク村にやってきた時にモンスターに呑み込まれても平気だっただろう?

 生まれ持った才能なのかもしれないな」


 と、アルナー。腕を組んで堂々と立ちながら、仲間からの攻撃を受け続けるユンボを見やっている。


「ああ、あの大蛇か。

 ……普通大蛇に呑み込まれてしまったら、堪えるもんだからなぁ。

 体だけでなく心も相当な強さなんだろうな……あの後普通に食事までしていたからなぁ」


「……本来ならあのまま死んでてもおかしくない訳で、一切抵抗の出来ない死の世界に短い間とは言えとじこめられて、一切同時なかった訳だからな……。

 改めて考えてみると確かに凄まじい心の強さだな」


「それと同じくらい体も強靭という訳かぁ。

 ……しかしただ受けているばかりでは鍛錬にならないんじゃないか?」


「まぁ、ユンボなら逃げる鍛錬、受ける鍛錬、耐える鍛錬さえしていれば後はあの逃げ足でなんとでも出来るだろう。

 ウィンドドラゴンが相手でもユンボは逃げ切れるはずだ……私が何度追いかけても追いつけないんだからな」


 と、アルナー。


 そう言えばアルナーは何度かユンボと追いかけっこをしていたっけな。


 私が追いかけるとそんなこともないんだが……どうやらアルナーから逃げることだけは大得意のようだ。


 そうしてユンボは段々とその動きを鋭くしていって、なんとも奇妙ながら華麗な回避技術を披露してみせる。


 くねくねと体をくねらせ、まるでヘビのようにうねり……そうして5人の仲間達からの一斉攻撃すら華麗に避けてみせる。


 そして……それで満足したのかユンボは、腕で汗を拭うような仕草を見せてから青空を見上げ、そのまま何処かへと去っていく。


「強いのか弱いのか、なんとも言えないなぁ」


「まぁ、アイツはアレで良いんだろうさ」


 私とアルナーはそんな感想を口にし……それからマスティ氏族の鍛錬に混じり、自分の体をしっかりと鍛え上げていくのだった。


お読みいただきありがとうございました。


今回の内容はコミカライズのあるコマからのシーンとなります!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

本編はこちら




書籍版第14巻、コミカライズ第13巻絶賛予約、発売中です!
書籍版14巻販売リンク
コミカライズ13巻販売リンク

以下の画像をクリックorタッチで特集ページに飛ぶことが出来ます!


ji6mlm4hggrajm2zh3cc6x8acbhm_9tf_160_1nqji6mlm4hggrajm2zh3cc6x8acbhm_9tf_160_1nq
― 新着の感想 ―
くねくね?徳弘正也先生の、ターちゃんかな。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ