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極楽浄土  作者: 羽羅塩
1/8

萌 一

はじめまして☆ ぱらしおといいます。

初投稿です。話は、わりと長くなるかなーってかんじです。一応、話の流れとか内容は出来ているので早く書けたらいいですね。

自己満足でやってますがコメントがあれば喜びます♪

今日は大晦日。大学生になってから時間が進むのが早く感じる。一人暮らしもだいぶ慣れてきたが一人だとどうしてもダラダラと過ごしがちになる。

こたつは人を堕落させる力をもっている。こたつの前では人は為すすべなくその力にひれ伏すのだ。僕は、そう思っている。だからダラダラするのは致し方がない。それに大晦日だからと言って特別な事をするわけではない。自宅で蕎麦を食べながら年が変わるのをただ感じるだけだ。しかし明日は、いつもとは少し違う。明日は知っての通り元旦だ。一般的には初詣に行き初日の出を見ておせちを食べる日だろう。いつもならただの恒例行事としか思わないが、僕は大学生になり初めて彼女ができた。彼女とは大学の同級生で今月の26日に付き合い始めた。彼女から告白をしてきたのだがクリスマスの日を勘違いしていた。そして、そのどこか抜けた彼女と初詣に行くのだ。彼女がいるだけで何でもない恒例行事も特別になるだろう。



僕は予定より早く待ち合わせ場所に着いたのだが葵は、それよりも早く着いていた。デートは、これで2回目だけど彼女のほうがいつも早く着いている。僕も早く行ってるのだけどね。

葵は意外にも着崩した格好だった。

「早いね。また待たせてしまって申し訳ないなー」

僕は申し訳ない気持ちなどなく寧ろ呆れて言った。予定より30分も早いのだから。

「もっと申し訳なさそうに言ってよ。」

「いつもこんなに早いの?これじゃ早く着くことを前提に予定の時間を決めないといけないだろ」

「別にいいじゃん」葵はふてくされて言う。「早く行こ」

僕は、そのまま彼女に引っ張られて神社に向かった。

「早く着いたのに人多いね。並んでいるよ」葵は、はしゃぎながら言う。

「葵は何をお願いするの?」

「それはもちろん健吾とこれからも一緒にいれるようにお願いするよ」葵は少し照れながら言う。「そういう健吾は何をお願いするのよ」

「僕は特に願うことは無いしなー。無病息災を願うよ」

「面白くない」

彼女は、またふてくされた。 「あっ、初日の出そろそろだよ」

葵は見ていて面白い。喜怒哀楽を表現するのが上手だし、それがなんだか子どもっぽい。そんな彼女に惹かれて僕は葵と付き合ったんだ。

「きれいだね。早起きしたかいがあったよ」

葵は写真を撮りながら言う。

雲が薄くかかった太陽は淡く輝いている。薄い橙色のその光は人を惹きつける。僕はその光を見ていると何故か哀しくなった。







小説でのルールとか守れてなければスミマセン。

間違った表現やルールとか教えてくれたら嬉しいです☆

あえて間違った表現をすることもありますが……

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