PROLOGUE:星の王子様Feat.悠月星花
――ドロップアウトの第2章の製作開始おめでとうございます!遂に情報解禁という事で伊達賢治監督と林海斗役のジストペリド・如月湊さんにお越しいただきました!2人とも宜しくお願いします!
「宜しくお願いします!」
「よろしく」
――まずは今回の第2章の製作が決まり、どのようなお気持ちでしたでしょうか?
「俺は第1章がテレビで成功したら『ドレイクでやろう』って決めていたので、とりあえず世間から身を置いて第2章に着手していました」
「全然身を置いてない置けてない(笑) 監督、ずっとトレンドにのっていましたよ?僕より引っ張りだこだったじゃないですか?羨ましい笑」
「ん~静かにしていたつもりなんだけどなぁ。勝手に騒がれてしまっていてさ」
「言われてみれば……そうかもしれないけど……監督クラスになると、世間様が放っておかないですって」
――林海斗役の如月さんはどういうお気持ちでしたか?
「監督から、ある日、人気のない密室に呼び出されて……(間)『そろそろ始めるよ』って直々に言われました」
――それだけで分かった(笑)
「もちろん。クリスタルエデンやダテケン監督絡みだと『ドロップアウト』しか思い浮かびませんから(笑)役者のお仕事は、アイドル如月湊としてではなく、僕自身の新たな挑戦だと考えているので、声をかけて頂けることが光栄だなぁと。『summer snow』も『裏返りのリバス』も、新しい僕の一面が出ていたでしょ?監督(笑)どの役も全力で演じましたよ。海斗の役も、もちろん例外ではありません」
「優等生(笑)」
「手に持っているもの(酒のグラス)を置いてくれないと、僕の模範解答がダメになってしまいますよ……監督の酒好きは有名ですからね(はぁ……)」
――如月さんも伊達監督に容赦ないですね(笑)
「いや、だから彼は優秀だよ。台本の確認もしっかりしてくるし、確認もすごくマメだし。基本的にそれぞれの秘密は各キャストさんに明かさないようにしているのだけど、第1章の時点で海斗がどういう人物なのか、こういう人物なんじゃないのかってうるさいのなんの」
「ごめんなさい(笑) うちのヒナが、ホン(台本)を横取りして、趣味でキャラ考察しちゃって、話しているうちに考察に熱が入るんですよ」
「あぁ、相方な。だから優秀。だけど2章で彼に関しては大きなお話がある」
「ですです。でも、それは放送までお口チャックですよね?監督、このマスクをどうぞ(笑)」[☒]
伊達賢治はそのまま渡されたマスクをつけた。
――第2章は架空世界に入って「ジストペリドン」の如月湊の役をする事になります。
「それですね。ホンを読んだ時にビックリしました。ジストペリドンってどういう事だよって、ヒナと笑ってしまいました」
「君の会社の社長がギリギリOKしてくれたんだ。だから良いことにしてくれ」
「もちろんです!見ている人の面白いが最優先ですから。とても面白い試みだと思います。僕の演じている役が、別の僕も生きているかもしれない仮想現実に飛ばされたらっていう設定がこれまでにないと言うか。言葉だけだと、理解するのに難しいと思うのですが、僕は監督の考えている事が革新的で面白いと。ここまでリアルとフィクションの境目を壊しにきているのはダテケン監督ぐらいです」
「ほら、優等生でしょ。このコ」
――第2章タイトルは「星の王子様」です。林海斗君が主役になる話なのでしょうか?
「そう捉えてもいいよ?」
「監督、それって言ってイイこと?」
「あぁ、まぁ。それに、この章が終わったら暫く彼の出番はありません」
「えっ、僕の出番ないの?」
「知ってるくせに、上手だな(笑)」
――どういう事でしょう?まさか海斗が亡くなる展開とか?
「そこは言えないよね?」
「そうですね。シーです、シー(カメラに視線を向けて、人差し指を立てて口元に持っていく)楽しみに観て貰えたら」
――撮影現場の雰囲気はどうでしょう?
「どうでしょう?」
「とても楽しいですよ。クリスタルエデンの皆さんは変わった人達が多くて、現場ではビックリすることしかないですけど、ドラマや役に対する情熱は灼熱のように熱くて感化されちゃいます。僕、現場から帰ってからも、役が抜けなくて……困ってます(笑)」
「面白い表現だなぁ」
――最後にドラマの視聴者へ一言。
「今度でるジストペリドンの新曲MVを夜露死句!」
「ジストペリドンじゃない! ドンじゃないから(笑)ドンって……、もう全く……ジストペリドね? 監督。 こういうノリのドラマです(笑)皆さん、ぜひ放送をお楽しみに!」
∀・)こうしてドロップアウト~星の王子様~の収録が始まったのですね。ダテケンと湊くんってとっても気が合うのでしょうね(笑)(笑)(笑)
∀・)僕アイでお馴染みに悠月星花さまの脚色を得て本話の執筆を致しました。
∀・)それでだいぶ面白くなりましたよぉ☆☆☆彡