【ゆっくり寸劇】葬送のフリーレン【台本】
霊=霊夢
マ=魔理沙
その他・「」=ナレーション
マ「最近、何かX(旧Twitter)で変なパチュリーがよく流れてくるのぜ。」
霊「何を見てるの魔理沙?」
マ「いや、何で今頃、私のTLにあの図書館の魔法使いが大量にながれてくるようになったのか気になって。」
霊「どれどれ…これ、フェルンじゃない。東方じゃないわよ。」
マ「し、しし、知ってたし…!」
霊「絶対あんたパチュリーだと思ってたでしょ。」
マ「それはどうでもいいが、フェルンって何のキャラなんだぜ?」
霊「『葬送のフリーレン』という漫画ね。アニメ化もしてるわよ。」
マ「それで、この子はどんなキャラなんだ?」
霊「人間の魔法使いでエルフの師匠を持つ優秀な女の子よ。ちなみにこの子の師匠ってのがフリーレンなのよね。」
マ「半分タイトル回収したな。葬送ってのが分からんけど…あ、これって聞いたらネタバレになる?」
霊「この漫画の世界観自体は普通の剣と魔法のファンタジーなんだけど、敵役として魔族が出てくるのね。そいつらをボコボコにしたフリーレンが畏れを込めて魔族から呼ばれている呼称が、葬送の、ってわけ。」
マ「もしかして、俺TUEEE系じゃなくて、フリーレンTUEEE系漫画か?」
霊「確かにフリーレンは強いけど最強じゃないわね。暫定、作中最強の南の勇者ってのがいてね…これはまあいいか。」
マ「そんなこと言われたら、気になるんだぜ。」
霊「あ、気になった?ついでにフェルンの人間関係周りとか知りたくない?」
マ「確か、フリーレンが師匠なんだっけ?」
霊「フェルンの育て親である僧侶のハイターという男にフェルンを託されて一緒に旅をすることになることから物語はスタートね。」
マ「分かった!パーティを集めて魔王を倒すたびに出るわけだな。」
霊「普通はそう思うでしょ?実はもう魔王は討伐済みなのよね。」
マ「えっ!?魔族とか出る漫画やゲームの典型的パターンだろおおおっ!?」
霊「叫ぶほど自信があったんだ…。でも魔王は討伐済みだし、勇者パーティーは一人を除いてみんな引退か死んでるわ。」
マ「ま、魔族にやられたのか…?それとも、ラノベとかなら魔王の呪いなんかか…。」
霊「ヒンメルという勇者とハイターは寿命ね。アイゼンは隠居。フリーレンだけ現役と言っていいわね。」
マ「ちょっと待てよ、フリーレンって勇者パーティーだったのか?」
霊「エルフだから寿命が長いのよ。だから他の仲の良かった人間を見送ることになって何かしら思うことができたわけね。」
マ「でも魔王がいないんじゃ…はっきり言って目的ってなんだんだぜ?」
霊「フリーレンの旅のよね?ざっくり言って人間を知るためね。」
マ「人間たちと旅をして魔王まで倒したのに人間のことを知らなかったのか?」
霊「そう。フリーレン…だけじゃなくて、この世界のエルフってそういうのに関心がないタイプばかりみたいで、緩やかに滅亡に向かっていると作中では言われているわ。」
マ「あ、フェルンって子も人間だよな?もしかして人間を知るって目的に合うから一緒にいるのかもしれないんだぜ。」
霊「魔理沙にしては鋭い考察ね。フェルンの育て親の名前、覚えてる?」
マ「僧侶の…誰だっけ?」
霊「ハイターよ。勇者パーティーの一員って言えばピンとくるでしょ。」
マ「ああ!まあ、昔の仲間からフェルンの世話を頼まれたりしたんだな。」
霊「まあ、ゲームとかの定番ね。この作品、定番が多いんだけど唯一魔王討伐済みの世界観ってのが斬新なのよね。」
マ「要は平和な世界ってことだろうけど、絵柄的にバトルとかなさそうだし。」
霊「バトルはガチガチにあるわね。魔族とバチバチにやりあうわよ。」
マ「…マジで!?」
霊「七崩賢との戦い、特に断頭台のアウラ、黄金郷のマハト辺りの戦いは本当に面白いわよ。少年漫画的な空中戦要素が有りつつ、決定打は戦略ってところがこの漫画らしい美点といっていいわね。」
マ「知らん名前を並べられたけど、何か余計に気になってきた!」
霊「でも私、この作品のメインディッシュは何と言っても関係性だと思うの。」
マ「フリーレンとフェルンの?」
霊「それもある。でも私はシュタxフェルね。」
マ「……。…なんだんだぜ?」
霊「魔理沙は知らないだろうけど、後にシュタルクっていう男の子が旅に加わるのね。それから子供っぽいシュタルクにフェルンは当初は全く興味がなかったんだけど、鏡蓮華っていう好感度アイテム(謎)をシュタルクに強請った頃から流れが変わったなって私的に思ったわね。鏡蓮華の花言葉は久遠の愛情で、これは意識しているのかしていないのかでいうともちろんしているわね、それを知ったシュタルクはフェルンに買い直そうか…と進言するのだけど、フェルンは拒絶するのよね。その時の言葉が『これはシュタルク様が一生懸命選んで私にくれた物です、二度とそんなこと言わないで』ですってよ。まあ、饅頭心にキュンとするわねえ!カプ厨回路がブン回わらずにはいられないわ!それからこれは外せないんだけどフェルンを驚かそうとシュタルクがフェルンの頬に手を当てながら肩に手を置くんだけど…」
マ「ちょっと、待ってくれ!ことばの洪水をワッといっきにあびせかけるのは!」
霊「正直に言ってフェルンってデザイン的にはちょっと地味じゃない?少なくともソシャゲ的な装飾があって目立つ造形じゃないでしょ。」
マ「まあ、ぱっと見パチュリーみたいだしな。」
霊「だけど、いじらしくて健気でよく食べる目立たない魅力がたくさんあるタイプのフェルンが人気が出るのは個人的に嬉しいのよね。」
マ「いわゆる作品に触れないと伝わらないタイプのヒロインか。」
霊「他にも、この作品には深められそうな魅力的な関係性がカプ厨向けに用意されたかのようにあるわ。是非、漫画・アニメに触れてみて欲しいわ。」
マ「私はそういうタイプじゃないけど作品には興味が出てきたんだぜ。」
霊・マ「ご視聴ありがとうございました。」