表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/5

ラブレター

想いをしたためた手紙。それは淡い恋心。

少年は手紙をポケットにしまい家を出る、想い人とすれ違ういつもの場所へ。


いつもと同じ時間同じ場所、想い人は現れる。

それはいつもと同じ光景、けれど少年だけは違った。

ポケットの中の手紙を掴み顔を上げる。


この手紙をあの人へ・・・


そう決心した瞬間、少年の心に不安がよぎった。


もしも手紙を受け取ってもらえなかったら?

もうすでに恋人がいるとしたら?

待ち伏せしてたことを気味悪がられたら?

ストーカーだと思われたら?


大きく膨らんだ不安は少年の足を止める。

そして通り過ぎていく想い人、それはいつもの光景。


立ち尽くす少年は大きな溜息をついて呟く。


「あぁ・・・今日も渡せなかった・・・」



手紙ってほとんど書かなくなりましたね。

想いを伝えるならメールよりも手書きの方がいいって

昔何かで聞きました。渡せなかったら意味ないですけどね(笑

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ