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あなたは私の何?  作者: AYuMi
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隣の佐藤くん

退屈すぎて死にそうな授業も終わり、お弁当の時間。

うちの学校では席替えしてから最低でも2週間は隣と向かい合って2人で食べなければならないという決まりがある。これもまためんどくさい。

おまけに今回の隣の人は学校来てからほとんど顔を見たことない。つまり、ずっと寝てる。

お弁当も食べない。いったいこの佐藤くんとかいう人はどうなってるんだろう。

最初は話しかける努力をしてみた。

例えば…


「佐藤くん?…お弁当食べないの?」

これに対して返ってきた返事が私のやる気をなくした。

『…ふっ。うん。』

…は⁈なんだよ、ふっ。って!

何で笑ったの⁈何か変なこと言った⁈


こんなことで私は佐藤にあまり話しかけなくなったのだ。

それからというものの、

「次移動だけど行かないの?」

『ん。』

…返事少なっ!

とか、

「佐藤くんって下の名前なんていうの?」

『……き』

きしか聞き取れません。

みたいなのばかりだった。


そして私はみんなとは違い、お弁当も(ほぼ)1人で食べ、ほとんど孤独状態となっている。




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