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2th PIECE

翌朝、町外れにある空き地には大型のトレーラーハウスが駐車している。

その車のドアから一人の男が出て来た。

黒いジャケットを羽織り、パーマがかかった髪の下には大きなサングラスがかけられ口にはハブラシがささっていた。

男は腕をあげ大きく伸びをする。

その時、突如男の左肩甲骨に硬い感触が走った。

「2・3聞きたい事がある」何者かが男の背中に銃口を向け言った。

朝日が顔を照らす・・・・声の主はゴルであった。

数秒の沈黙が流れる、「なぜ、つけてい・・・」そこまで言いかけて突如ゴルは腰に刺さった大きなナイフの柄を掴み勢いよく抜いた!

キーンと高い金属音が辺りに響く、そこには頭にヘッドドレス、全身が黒と白のフリルで覆われた『ゴスロリ』衣装の女が日本刀を片手にもう片手に『何か』を持ちゴルと刃を交えていた。

ゴルは力を込め女の刀を押し返し、両手を地面に付け両足を上げ横に大きく開きその状態で身体を回転させた。

彼の伸びた足が男と女の身体を捕らえたと思われた瞬間、彼等は素早く後代しそれを逃れる、女は片手に持っていた『何か』を放り投げると男はそれを掴んだ。

ゴルは腕の間接を曲げ、力を溜め、腕を伸ばしその反動で飛び上がり空中で身体を反転させて両足で着地すると、銃を構えたが「チッ」と舌打ちをした。

彼の銃口には男が口にくわえていたハブラシが深々と突き刺さっていた。

彼は腰に刺さったもう一本のナイフを抜き両手に構え、二人を観察した。

女は日本刀を上段に構えている、男の手には先程女から受け取ったと思われる、『人形』を手にしていた。

ゴルは人形を観察した、大きさは50センチ程度か、オーバーオールを着せてあり男の手が背中に突き刺さっていた、どうやら『腹話術』に使う物であるようだ。

ゴルは男には警戒すべきだと判断した、この場で人形を手にしていると言うことは、何らかの仕掛け、少なくとも『飛び道具』はあるであろうと・・・それならば自分の銃を使えない様にしたのにも説明がつく。

そう考えた時、女が刀を振り上げ飛び掛かって来た、ゴルは両手のナイフを交差させ刀を受け止める、「ガッキーン」と先程よりも大きな金属音が辺りに響き渡る。

女は更に刀を振り上げると角度を変え、様々な方向から打ち据えてくる、ゴルは両手のナイフを巧みに操り捌いていたが防ぐのにやっとであった。

彼は油断をしていた、まさか女の細腕でここまで振り回せるとは思ってもいなかったのである。

「ヤバイ」そう考えた時、女は腰を落とし柄を握った両手を腰元まで引くと両腕を伸ばして切っ先を突き出してきた。

ゴルは紙一重で身体を横に反らしそのまま転がる形でそれを避け、そのまま数メートル転がり体勢を立て直すと腕時計を外した。

女は彼の方へ身体を向けると刀を上段に構え向かおうとしてくる。

ゴルは外した腕時計を目の前へ投げ付けると、それは白い煙りを噴出し数メートル四方は真っ白になった。



友人から受けた指摘を直そうと思ってみても

どこかgdgdな感じが残ってますね・・・・。

まあ続けて書いて行きます!!

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