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ONな世界  作者: 幸有
12/15

11話

10話と11話を大幅に修正しました。

半分寝ながら書くと物語が破綻しますね。

次からは気をつけます。


ONな世界 11話



部屋から出ると僕はあることに気付いた。

いつもと景色が違って見えるのだ。部屋のあちこちにガスの塊のようなものが

いくつも見える。


僕はそれを触ってみようと手を伸ばしたが、そのガスの塊を触ることはできなかった。

何の感触もなく手がガスの塊を通り抜けただけだ。


アテナに聞いてみると、そのガスの塊のようなものはマナというらしい。

大気中にある魔力をマナと呼んでいるとのことだった。


アテナが言うにはマナには色があり、色はそれぞれ属性を表しているらしい。

属性は大まかに分けて6つ。


赤は火

青は水

黄は土

緑は風

黒は精神

白は肉体


アテナもアテナの祖母も魔力は十分に持っており、この世界に生きる種族の中では

特にマナとの相性が良い種族であるが、色をもつマナは1色か2色しか認識できない

とのことだ。


アテナは緑色のマナと相性が良く、緑色のマナだけは認識できるようだ。

アテナの祖母は黒と白の2色を認識できるらしい。


1色でもマナの色が認識できれば、とてもマナと相性が良いということをアテナは

自慢げに教えてくれた。


僕は周りを見渡すと様々な色のマナを認識することができた。

それは6色だけでなく、酔ってしまう程様々な色を認識することができた。


それをアテナに伝えるとアテナは僕が嘘をついていると思ったようだ。

本当であることを伝えるとアテナの祖母もとても吃驚していた。


この世界の種族でもマナの色を認識できない種族もの方が多いそうだ。

エルフ族以上にマナの色を認識できる種族がいるという話は聞いたことがないらしい。


魔術はあらゆる場面で用いられているが、そのほとんどは自分の魔力を使って魔術を

使っている。


だがマナの色が認識できる場合、自分の魔力を使わなくても、そのマナを用いて

魔術を発動することができるらしい。


実際、アテナも風を用いた魔術を使用するときはマナを使って魔術を発動しているのだそうだ。

緑色のマナを認識できるアテナは、風と相性がとても良い。


一つ気を付けなければならないのは、基本の6色以外のマナだ。

相反する属性を組み合わされた色のマナは、本来の色の持つ属性とは

全く異なる属性を持つことがあるので注意する必要があるとの事だった。


一般に知られている属性だと、相反する火と水を掛け合わせた属性、即ち赤と青を混ぜた色、

紫は毒を表すのだという。


精神と肉体の色、白と黒を混ぜ合わせた色、灰色は死の属性だ。


すべてを丁寧にアテナの祖母は教えてくれた。

アテナの祖母は僕をはじめに見たとき、僕は真っ白なマナに包まれていたらしい。


どうやら僕が魔物と戦ったとき、その白いマナのおかげで傷一つ負うことなくいられたのだ。

肉体そのものが純粋に強化されていたということなのだろう。


一通り教えてもらった後、今度は実際に魔術の使い方を教えてもらおうと

僕はアテナの祖母にお願いをした。


しかし、マリアの祖母は静かに首を振った。


「今日はもう遅いから明日にしましょう。」


窓の外を見ると外は白み始めていた。

僕は苦笑いをし、ごめんなさいと謝ると、ベッドのある貸してもらった部屋に向かった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

かなり修正をしました。

説明が多すぎてわかりにくかもしれない…

難しいなぁ。。。


ノリで書いているので予定は未定です。

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