表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

片思い?両思い? その後

作者: まねきねこ


突然会いに来られた彼は驚いていた。

今月の半年の記念日。

自分の部屋を片づけて、飾り付けをし、給料だけでは足りないとアルバイトまで始めていた。


たまたま家に居て良かった、彼女が怒る姿が目に浮かぶ。

心でごめんと言いながら、口から出るのはキツい言葉だけで・・

あぁ、またやってしまたと思う。


会うのは嫌じゃない。

むしろ彼女が思っている以上に嬉しく思っているかもしれない。


メールも、来たときは顔がにやつくし

電話なんかじっとなんかしていられない。


冷静を装ってクールにきめているのは、かっこいいと思って欲しいからだ。


本当は自分からメールも電話もしたいけど、

何を書いて良いのか、どう声をかければいいのか・・・


「はぁ・・・・・」



でも今回は自分から誘いたい。彼女からなんて格好がつかない。

こんなに頑張ったんだ。

誘わなきゃ、意味が無いではないか。


ずっしりとする受話器の横でプレゼントがきらめいた気がした。


彼女の笑顔を浮かべつつ。






『・・・・・もしもし―――』

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ