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1分で読める短編シリーズ

夕暮れと街灯

作者: 優木貴宏

お昼はあんなに暑かったのに夕暮れ時には暑さが和らぎ微かな風が心地よい。


今日は部活の後の自主連に熱が入りついつい帰りが遅くなってしまった。


一緒に練習していた彼は


「こんなに遅くなったのも自分のせいでもあるし、暗くなると危ないから送っていくね」


と申し訳なさそうに言った。


家族へ帰りが遅くなるのと彼に送ってもらう連絡はしたので急ぐこともなくゆっくりと夕暮れの道を歩いていく。


夏とは言えど時間が遅くなりすぎたのか夕暮れ時を過ぎて辺りは薄暗くなり街灯の灯りが道を照らしていく。


街灯に照らされた道を行く二人はまるで世界が二人だけになったような静寂を感じていた。


そんな静寂さえも二人にしてみれば心地よい時間でしかなく、ゆっくりと帰り道を行く二人は夕暮れを過ぎた涼しさに包まれていた。

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