パイロットと天使の謝罪
女主人公書いてみる。
私は死んだ。
いきなり何言ってんだ?とか思われるかも知れないけど私が死んだのは本当の話だから思われても事実はかわらない。
原因は居眠り運転。
・・・あっ、私がじゃないよ。私が帰郷で乗ってた飛行機のパイロットが手動運転中に居眠りしたらしい。
えっ?何で知ってるかって?
それは死んだパイロットさんが土下座で乗ってた私達に説明したから。
死んだら銀行や市役所みたいな受付がある場にいた。
整理券を渡されて書いてある番号を呼ばれるまで自由にしてくださいと翼と頭に輪があるコスプレした人に言われているとパイロットさんが土下座で説明してくれた。
説明されてああ、あの人コスプレじゃなくて天使なんだなと気づいた。
えっ?死んだことには反応はないのかって?
死なない人間とかいないし、私が死んだのは運命だったってことだし、それに考えても生き返れないから。
「666番さん。4番の受付へどうぞ」
666番は私が貰った整理券の番号。
行こう・・・・あれ?私、さっきから頭の中で誰に質問されてたんだろう?
私は受付に来た。
天使
「どうぞ。お座り下さい」
「あっ、はい」
私は座る。
天使
「・・・貴女は神藤真琴さんですか?」
神藤真琴。うん、それは私の名前。
真琴
「はい、神藤真琴です」
天使
「・・・すみませんでした!!」ドゴッ!
・・・・天使さんは頭を台に打ち付けながら謝ってきました。
真琴
「・・・えっと?何で謝るんですか?」
天使
「貴女は本当は死ぬはずじゃありませんでした!それ以前に貴女はあの世界で産まれるはずではなかったので間違って死ぬはずもありませんでした!すみませんでした!!私が貴女の担当だったんです!!死んでお詫びします!!」
そう天使さんは言い、懐からナイフを・・・って!?
真琴
「死んで詫びるのは待ってください!私の担当ってどういうことですか?説明を」
天使
「えっ、そこは止めるところじゃ・・・あっ、説明させていただきます」
天使さんはナイフを懐に戻しました。