誕生日!
今回で本編?的には最終回です!
ガチムチ君のことや、陽太先輩が私の彼氏になったという凄いことがあった夜…
「お父さん悲しいな…いつまでもお父さん子だと思ったのにな…」
お父さんが心底悲しそうな顔をしているので私は励ましに行った。
「お父さん、私お父さんが許してくれたの…とっても嬉しいよ!」
笑顔でお父さんに話しかけて肩もみをする。
「あぁ…嬉しいよ華那…」
「お父さん、もうそこまでにしなさい。陽太君が華那の彼氏ならいいんじゃない?」
お母さんがお父さんを面倒くさがり始めた…
「なんかスイマセン…お義父さん」
「ナチュラルにお義父さんって言うんじゃない」
そう、あれから陽太先輩を家に呼んだのです。…お父さんが…
「まぁまぁ…今日は華那の誕生日なんですよ?」
居てくれてよかったお母さん。この修羅場のような空気は私には耐えられないよ。
それから陽太先輩は、あの犬のぬいぐるみと指輪を誕生日プレゼントとしてくれた。
「これはまだ、安い指輪だけど…次に渡す指輪は本物をプレゼントするよ」
その言葉の意味は結婚だろう、意味が分かって私は赤面して顔を逸らしてしまった。
「実の父親の前で結婚宣言とはいい度胸だ、表へ出るか?」
「ストップ!お父さん!駄目だよ!!」
私がお父さんを止めると、お父さんは半泣きになって崩れ落ちた。
今日ほど楽しかった誕生日は無い。
私は陽太先輩を玄関まで見送ると、ゆっくりとお風呂に入り眠ることにした。
「やぁ華那ちゃん。」
私は久しぶりに夢の中で起きた。
「あの、こういうの止めてもらっていいですか?次の日眠たくなるんです。」
毛のない神様に異議申し立てをすると、神様は私の言っていることを無視した。
「だって華那ちゃんに会いたいし……あっ、そうだ女の子から男の子に今なら戻れるけど、どうする?」
は?何を言ってるんだこの神様は
「どういうことですか?」
「いや…ワシ神様としての格が上がったっぽくて、誰かの願い事を一つだけなら叶えられるようになったんだ~」
「そうなんですか…でも私彼氏いるのでいいです。」
「えー…ワシ華那ちゃんが喜ぶと思ったのになー…」
なんだこのギャルっぽい神様…うざっ
「じゃあ、1つ願いを叶えて貰えますか?」
そういうと神様は目を輝かせて私に顔を近づけてきた。
「なになに!?」
「じゃあ夏休みの間…私の耳と尻尾を完全に一般人から見えなくしてください」
「えっ、そんなのでいいの?」
「ええまぁ…夏休みの間、陽太先輩と楽しく遊びたいから…」
そういうと神様は私に呪いを懸けた。
「うむこれで出していても、見えなくなったぞ。彼氏と仲良くな。」
そうして私は目を覚ました。
私の隣には彼氏と取った犬のぬいぐるみが寝転がっていた。
【外伝予告?】
夏休みのプール・・・
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