vs.犀砂&慧癒―――大きスぎた力
ああ、終わりが来た。
俺等は――――――――
By犀砂
静かな空間で、砂とブルーは静かなにらみ合いを続ける。
にらみ合って…にらみ合って…にらみあtt
ハイ「いい加減にしろーーーー!!」
怒られました;
小さな音を立てて、砂が飛来した(分かりにくいな;)。
ブルーはそれを簡単によける。
砂(人間体の方)は
砂「ハハハ、簡単によけるよな!」
と快活に笑った。
ブルーはそれを無言で刺した。
ブルー「…次はお前だ。」
ブルーはサクサクと癒に向かっていく。
だが、癒は動かなかった。
ただ、背後を見つめて……あわてて岩場に走って行ったくらいだ。
ブルーは振り向かずに…さっと横にとんだ。
…先ほどまでブルーがいた場所に、大量の砂が落ちてきた。
砂「さっすがwww」
先ほど倒した筈の砂が、笑っていた。
ブルーはにらみつつ、武器を構えた。
戦っていた時間…二時間を超えた頃…
やっと、決着がついた。
勝者は、ブルー。
どうやら、癒を気絶させ…砂を打倒したらしい。
…そんなブルーも無傷では済まされていないようだが。
癒「あの…迷惑でなければ…ワシが治しますが……」
癒が、首をかしげながら聞いた。
ブルーは普通に進もうとしたが…
ハイ「治してもらえば?」
というハイソブの言葉に、小さく頷いた。
…二人は…気付かなかった。
癒が、ゆがんだ笑みを見せていた事に。
癒が治療を始めた。
ジワジワと傷が治っていくのが分かった。
…だが…違和感は、一分後に生まれた。
手が、動きにくくなってきていた。
癒は
癒「さぁ……治っている証拠じゃないでしょか?」
と言った。
だが、さらに一分ほどして…ブルーが突然、地面に倒れた。
足も動かなくなっていて……色がすでに、紫色へと変色していた。
さらに、事態は悪化していった。
手足の指先から…骨と化して行っているのだ。
しかも骨になるだけならまだしも…その骨すらも、空気中へと散って行った。
ブルー「おい、どういう事だ!」
ブルーは叫ぶが、癒は聞き入れない。
ただ、クスクスと笑っていた。
ブルー「ハイソ……」
ハイソブの名を呼ぶ前に……ブルーは、消滅した。
癒「砂、終わりました~」
砂「りょーかいー!」
砂は、何も言わずに立った。
砂「にしても―――いつ見ても、不思議だよな。治療してる筈なのに消えるって。」
癒「…ですね。」
BAD ENDナンバー2~強すぎた治癒能力~
救済処置発生。
このBADを回避します。
回避します。