影との出会い
また買い物へと出かけた。
それまではいつも通りの、静かな日々だったんだ。
―――――――――――Byエン
店にエンが入って少しした時。
店が十分見渡せる丘の上に、あの頭がいた。
部下達は他の場所にいるが…例の青年は頭と同じ場所にいた。
??2→頭「さてお前ら…わかってるな?」
??3→副頭『へーい^^』
??4→部下1『了解っす(何故に顔文字…)』
??1→リョグ「…殺すなよ;」
頭「死なねぇんだろ?」
リョグ「……(揚げ足とられた…)」
多少しょげつつ、リョグは店を見張る事にした。
そしてその時は訪れる。
エンが買い物を終わってからウトウトとしていると…
副頭「ちょっと失礼しっす!」
………:
副頭「…もう一回いいすか?」
店員「あー…どうぞ;」
…改めて……
副頭「ちょっと失礼しやす!」
のんびりとした口調で、店内に数人の男達が入ってきた。
エン「…ん~?」
ぼんやりと、エンも目を覚ました。
副頭「え~っと……なんだっけ?」
部下1「Σええええ;えっとですね;」
~何やら話し合いをしているので少々お待ちください~
副頭「…というわけでして……少々調査を。」
…何があった副頭。
なんでそんなに微妙に語尾変わってんだ;;
…まぁともかく。
店員「そうですか;;;…だそうですよ~;」
エン「なら協力しないとですねw」
店長「そうですね;」
そうして、調査する事になった。
~荷物(買ったものとかの)調査~
……諸々と終わりつつ、客も減っていき…ついにエン一人になった。
エン「えっとですね…豪雨草が5つと…火炎瓶が一つですwww」
副頭「……何をしに行くんだい;;」
エン「子供の薬ですよwww作り方は企業秘密ですがww」
…一体何を作れるのかは聞かないでね★
副頭「あるぇ…おかしいな;;;」
ブツブツと言いながら、無線機を取り出した。
副頭「頭ぁ!いませんがぁ!?」
頭『なんだとぉぉぉぉ!?』
…店が揺れました。
勿論、頭さんの大声で。
副頭「…頭ぁ、あんまし大声は;」
最早キャラがコロコロ変わってしまっている;
頭『ハァ;…んで、なんでだ?』
副頭「それが…」
事情説明をし始めた隙に、エンも外へと出て行った。
それを待っていたかの様に、一人の青年から声をかけられた。
「やぁ。……今、帰りか?」
エン「あーはい。」
「ボクはリョグ。…騒動に巻き込まれたんだな;」
エン「そうですねぇ;ここはあんまりそういう事はないんですが。」
言いつつも、エンが踵を返そうとすると…
リョグ「ちょっと待って…名前を教えてもらえる?今はちょっと調査をしててさ。」
エンは少しだけ考えていた。
本名は多分ダメだと感じていた。
だから…
エン「…3ですよw」
と答えて、裏路地へと走りこんだ。
リョグ「え、ちょ、ま…」
あわてて追いかけた青年が見たのは……
ただの、壁だった。
消えた3と名乗った青年。
彼の顔は見えなかったが……彼には、必ず何かが隠れている。
―――――――――――――Byリョグ