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太陽王の世界 ―黎明―  作者: 檀徒
◆第一章◆
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2話 少年の決意

「騎士になるなら、魔獣との戦いに供えて体術を洗練させないとね。ミューも最近なんか、やけに頑張ってない!?」」


「あ、分かる? 巧術も覚えたいな~ってね~」


「健康のため? それとも?」


「ウフフ…」


 ユリカの疑問に、ミュー=カザタはそれ以上答えずに含みを持たせて笑顔になる。


 ダイムー大陸では肉体を用いて行う戦闘術のことを体術と呼ぶ。その体術は、主に武器を使って戦う器術、徒手の拳だけで戦う拳術、さらにその二つを合わせて戦う功術の3つに大別されている。これらを用いて戦争を行うことも神話時代にはあったが、地球上の各国家は、完全に争い事からは決別した。


「覚えたって人間との戦いに使うわけじゃないから~。戦争なんてもう起きないしね~。なんにしろ、覚えておくのはいいことでしょ~?」


「じゃあ卒業したら、うちの道場に来る!?」


 ユリカはミューへ、カノミ家の道場へ通うことを勧めた。カノミ家には拳術の道場があるのだ。


「是非覚えたいわね~。でも試験が終わるまではそれもできないわ~」


「歓迎するよー!」


 争いが消えた理由、それは、この世界ではダイムー大陸の全域を支配するダイムー王国が世界経済の中心となっているため、領土拡大のための利己的な侵攻行為をすればダイムーが経済封鎖を行って貿易ができなくなるため、経済学的に立ち直れないからだ。経済的な強化を目指して侵攻したのに、逆に経済が停滞するようでは戦争を起こす意味がまったく無い。むしろ戦争を起こした国は最貧国となり衰退・滅亡に向かうことになるので、どの国家も外交の最終手段に戦争を選ぶことは無い。


 幼馴染であるユリカ=カノミは、カノミ家を興した闇の賢者アーケイ=カノミから伝わる、カノミ流拳術の家元の姪であり、幼い頃からともにカノミ流道場に通っていた。女性で拳術を学ぶのは珍しいのかもしれないが、家元のヤグラ=カノミ師匠と父親のサノクラ=カノミは、カノミ家の者なのだからと甘えを許さなかった。それに本人から志願してのことなので、サノクラ師範は誇らしげに娘を鍛えていた。


「ユリカ、道場って広いの~?」


「50人は入れるのよー! でも門下生は20人以下なのよ、ミュー。道場だけで見ると儲かってはいないかも」


「でもそれ以上に本業がすごいもんね」


「世界中の人の生活基盤を支えるのは大変だけど、すごくやりがいがあるってみんな言ってたよ」


 ユリカは更衣室で修練着に着替えながら、同じ学級のミューと会話しているが、手は動かしたままだ。そうでないと授業に間に合わなくなる。


 カノミ流道場は、道場と言っても14階建ての高楼建築の2階にある。ふんだんに大理石を使った高楼は、カノミ家が家業として担う世界的物流会社の本社としての機能を果たしており、道場の方が付属機能でしかなかった。カノミ物流社が取り扱うのは穀物や鉱物などの資源から、手紙や簡単な小物まで、そして時には人間も運び、対企業、対個人へ幅広く手がけていた。


「でもユリカはなんだか、お高く留まったお嬢様って感じじゃないから、話しやすいよ!」


「エヘヘ。ミュー、ありがとう」


 つまり、ユリカは超一流企業のお嬢様なのだが、そんな風には一切見えない。元気で明るく、ほとんど誰にも分け隔てなく接している。箱入り娘とは言いがたいが、じゃじゃ馬とも言えない程度には節度があるから、父親であるサノクラ師範の教育の良さが分かる。良い父親を持った娘というのは、人間的魅力に溢れているものだ。


「拳術の腕前もすごいもんね~」


「うーん、これでもまだまだって言われてるのよ」


 ユリカも17歳になる現在では、師範代と同等の体技を持ち合わせてはいたものの、叔父であるカノミ家当主ヤグラ=カノミからは、「だからお前は、先のことをちゃんと考えて技を出せっ!」と叱責を受けていることがよくある。まだ、ユリカは全体的なことや先を考えての攻撃ができず、その場その場での対処になっているのだ。


「カケルにも周りを見ろって怒られるしね…」


「ユリカは確かに、周りが見えてないよね~。そそっかしいと言うか~。それがユリカのかわいいところでもあるんだけど~」


「うぅっ、ミューにまで言われちゃったね…」


 ヤグラ師匠からすれば、それさえできれば師範代としても良いと考えているように感じるし、周囲からもいろいろな人が常日頃からユリカにそのような助言をしているのだが、ユリカからすれば煩わしい以外の何者でもないのかもしれず、いやユリカにはまだ理解できないのだろうから、あまり実になっていないのだった。


 カノミ流ではもちろん拳術だけではなく、最終的に騎士に必要になる功術も研究していたが、やはり拳術の延長線上にあるという考えで、武器にはあまり重きを置いていない。道場に武器も置いてあるが、あまり使われることは無い。せいぜい、武器を持った者に対処するときの実演として使うぐらいだ。


「でも、騎士に必要な技術の、ほんの部分的な技術だからね、拳術は」


「それでも騎士用の拳術もあるんでしょ~? ユリカのお父さんは一級騎士だったもんね」


「そう! そうなのよー!」


 むしろそれよりも、それぞれが持つ加護の力を利用した戦いが、騎士になる上では最も重要となる。体術と加護術の組み合わせ、それこそが騎士の武器であった。加護を使ってそれを拳に纏うだけでも、武器を使うよりもはるかに攻撃力が増す。熟練した騎士ならば、手刀だけで岩を斬ることも可能だ。


「でも女の子の弟子はさすがに今まで居なかったからねー」


「ユリカ、そろそろ時間が~」


「うわわっ!? ミュー、着替えるのが早いねー!」


「え? ユリカが遅すぎるんじゃ~? みんな着替え終わってるよ~?」


「あちゃあ…」


 高校での体術の授業は、男子にはしっかりとした体の育成を補助し、騎士になる者がいてもいいように技を磨くものではあったが、女子にとって本来は騎士になるはずもない者たちがやるもの、ある意味軽い体操のようなようなものである。それでも生徒達が健康を保つためには体術は重要で、卒業しても体操がてら体術を習う者は多い。


「今日は先生が相手してくれるかな?」


「先生でももうかなわないんじゃない? ほら、急いで急いで~!」


「待ってー! もう少しだから…きゃああぁっ!?」


「ユリカ、袴を着ようとしながら歩いたら転ぶってば~」


 だからユリカが本気で戦える相手は、校内では男子以外にいないのだ。いや男子でも俺か体術教師のみだろう。熟達者には読みやすい攻撃とは言え、その速度、重さともに群を抜いている。このまま上達していくようなら、ユリカに適う相手は職業騎士でもいなくなるだろう。





「はじめっ!」


「そいやっ!」


「きゃっ!?」


「それまで! こらカノミ、力入れすぎだ! 手加減しながら戦うことも覚えなさい!」


「あうっ…すいません…ミュー、ごめんねー!」


 ユリカにとって女子生徒たちは毛の生え始めた赤子もいいところである。ちょっとぐらい鍛えた女子であっても、手加減したところで瞬殺となってしまう。こうやってユリカが手加減を間違えて相手が床に倒れ、肘や膝を打ってしまうのもいつものことである。優れた技術を持っていれば、相手に合わせて手加減をすることも些細なことなのだが、ユリカにはまだ早いようだった。


「いてて、私も結構頑張って鍛えてるんだけどなあ~」


 ユリカに後ろから突き飛ばされてうつ伏せになった少女ミュー=カザタは、身を起こして床に座り込んだまま、引っ張ってくれという意味で右手をユリカに差し出した。


「うーん、ウツセミを覚えたんでちょっと使ってみたら普通に体当たりになっちゃったね、ごめ~ん」


 ユリカはミューの右手をぎゅっと握ると、くいっと腕を自分の方へ引いてミューの体を引き起こした。


「ウツセミって技なのそれ? それで急にユリカちゃんが消えたのね…でもまさか後ろからどつかれるとは思わなかったわ。器術の授業だったら武器で体を打って大怪我するところよ~?」


「うー、ごめんねー。手加減しようとしても力が入りすぎちゃう。そういうところがカケルにはまだ適わないのよね」


「カノミ、カザタ、礼をして!」


 2人が手を握ったままいつまでも私語を続けていると、教師からやや不機嫌な声がかかった。


「はいっ! すいません!」


「「ありがとうございました!」」


「よろしい、次!」


 修練場の中央に引かれ、3メートルほど離れて書かれた2本の線の後ろに足早に駆けていき、ユリカとミューはそれぞれ礼をして15メートル四方の枠から出て行った。体術ではこの15メートルの枠が一般的な修練領域だ。体術の国際試合などでもこの枠と同じ大きさが使用される。


 2人が枠から外に出ると、かわりに別の女子2名が枠内に入り、お互いに礼をして次の試合を開始していく。だがその動きは緩慢で、お互いに読み合える攻撃でそれもしっかりと防ぎ、組み手というよりも型に近かった。普通は女子生徒の体術はこうなるのだ。





「ユリカはすごいね。加護が無かったとしても、きっと道場の師範になれるね」


 枠外で他の生徒たちと一緒になって座り、組み手をする生徒を眺めながらミューがユリカを褒め称える。


「どうかなあ、私の叔父さん、師匠から見たら、私は師範代にすらまだらしいから。きっと他人に教えられるようになるのは、すぐには難しいかもしれないよ?」


「フフッ、カケル君の方が師範っぽいしね~」


 ミューは目を細めて笑う。


「でも私もカケルも騎士道一直線だから、どうかなー!? 騎士になっても師範の証って出るのかな?」


 いくら体術が強かったとしても、加護が得られなければ騎士となることは不可能である。加護を持つ者で王族に認められた者だけが騎士の称号を与えられるのだ。


 だからどんなに夢に見ても騎士にはなれない者も多いが、逆に騎士など考えてもいなかったのに強大な加護を持っていることが分かり、加護が発現したその場で覚悟して騎士となる者もわずかばかりいたのだった。


 しかし父親が偉大な騎士となった者は、子供に対する教育の成果からほぼ例外なく加護を得られ、同じように騎士となることが多かった。ただしその強弱は遺伝せず、加護の強い騎士の子は加護が弱く、逆に弱い騎士の子が大騎士となることもあった。加護は教育によって伸ばすことが可能なのだ。


「カケルのお父さんはヤマタイ諸島出身だったから、騎士にあこがれて本当にすごい騎士になったのよね」


 ヤマタイ出身者の騎士には加護が強い者が多く、ヤマタイの男たちは騎士志望率がダイムー王国より高いのが一般的で、人口は少なくても騎士になる人間の比率で言えば相当上だった。


「うん、あの魔龍と出会わなければ、…カケルも、タケル様の騎士としての名声に恥じないように、同じ特級騎士になるって考えてるみたい」


「まだ、あれから魔龍は見つかってないのよね」


「うん、うちのお父さん、サノクラ師範がタケル様と、命からがら王都に帰ってきて以来、騎士の間でも見かけたものはいないか、殺されてしまったかのどちらか」


「特級騎士でも命を落とすほどの魔獣には、並みの騎士じゃ歯が立たないしね…」





 火星にまで響き渡るほどの名声を得た特級騎士であるタケル=ヤマト、つまり親父の10年前の悲劇は、未だに出身国のヤマタイ諸島の人々に暗い影を落としていた。ヤマタイ諸島からもダイムーの王家からも並々ならぬ期待をかけられ、そしてそれに応えて虹色水晶を合計120キログラムも集めた特級騎士の、変わり果てた姿がそこにあった。


 北方のナシュ火山に強大な魔獣がいたという報告が王都にもたらされ、百戦錬磨の騎士たちに虹色水晶探索の命が下った。探索と言っても、魔獣討伐という意味だ。強大な魔獣ならば、かなり大きな虹色水晶を体内に持っているはずである。


 20人の騎士団を組んで出発した親父たちが敗北した報が、シスカ=ラー=ダブス王に届いたのは、出発してから数ヵ月後のことだった。命からがら逃げ出してきた14人の騎士たちは、親父が自らの体を盾として自分たちを逃がしたこと、そしてそれに甘んじて退却するしかなかった自分たちの不甲斐なさを、涙しながらシスカ王へ報告した。


 行方不明となったのはサノクラ=カノミを含む5人の一級騎士と、特級騎士の親父、合計6人だったが、その生存は絶望的だった。一級以上の騎士が6人もいたのに、その6人が6人とも敗れたというのは、世界に驚愕を与えた。だがそれから数週間後、親父ともう一人、ユリカの父であるサノクラ師範はなんとか王都へ帰還したのだ。ただし親父は、死者としての帰還であった。


 幼かった俺は何も信じられず、背中に大怪我を負いながらも親父をなんとか王都まで運んだユリカの父であるサノクラ師範に、「なんでだ、なんで…」と悲しみの目を向けるしかなかった。おふくろも、気丈に振舞いつつ肩が震え、か細い声でサノクラ師範へ「ありがとうございました…」と言葉を発し、幼い俺を抱きながら床を見つめて目を閉じ、縮こまっていた。瀕死の重症を負いながらも親父を運んできてくれた者に、怒りを向けることもできない。本当は怒りの矛先は魔獣に向けるしかないのだが、魔獣に向けたところで償ってくれるわけでもないから、どうしようもない。


 誇らしかった親父の無言の帰還は、幼い俺にはあまりにも残酷だったが、俺は親父の納骨が終わったその日に、ユリカの叔父であるヤグラ=カノミ師匠と、その弟でユリカの父であるサノクラ=カノミ師範に弟子入りを申し入れた。サノクラ師範は深手を負い、左手が自由に動かないため騎士としては活動できなくなり、カノミ家の家業とともに、道場の師範を執り行うこととなっていた。そのサノクラ師範の後ろに隠れて俺の様子を見ていたユリカが、俺の決意に燃える熱い目をじっと見ていたことを今でも思い出す。





「お前も、騎士になりたいのか?」


「必ず特級騎士になり、父の仇を討ちます。そして大いなる災いを防げるような、そんな立派な騎士になります。どうか私に体術を教えてください」


 サノクラ師範がそう問いを発すると、俺はすぐに力強く答えた。


「カケル、どんなに苦しくても、泣き言を口にせず、やり遂げると誓えるか?」


「父、そしてサノクラ様たちの苦労に比べたら、そのようなことは些細なことです」


 その問答の結果に、当主であるヤグラ師匠もこれはなかなかの覚悟だと感じ、首を縦に振ってくれた。


「む。今日からカノミ家の見習いとして私の家に住み、修行に励みなさい」


「ありがとうございます!」


 わずか7歳の幼子に、そのような厳しい訓練は通常耐えられるものではないが、ヤグラ師匠とサノクラ師範は俺の目に異常な決意を見つけ、承諾したのだろう。7歳のうちから母と離れてヤグラ師匠の家で、住み込みで体術修行と勉学に励む生活。そして住ませてもらっている礼儀として、炊事洗濯も手伝っているうちに、あらかたの家事はできるようになった。そういった心身ともに過酷な修行は、強い加護を得られる条件を作り出すものでもある。俺はそれも理解し、自ら進んでその過酷な状況に自身を投げ打った。だが、それでもまだまだ足りない。もっと、もっと修行が必要なんだ。





 騎士という職業は人類を救うための職業、一般にはそう思われているが実際は、同じように家族を魔獣に殺された子供達の、ある意味復讐の手段でもあった。ただし強い復讐の心に囚われると、加護がうまく発動せずに暴れるので心の奥底に沈める必要がある。


 さらには大多数の者が、集めてきた虹色水晶に対して王族から贈られる莫大な報酬をその目的としていた。ただし、表面的にはその気持ちを隠していても、王族にそれを見抜かれた者は騎士とはなれない。そのような心の弱い者には騎士の過酷な仕事は勤まらないからだ。報酬が目的であったとしても、それは自らの欲を満たすための使途ではなく、新しい事業を興したり、新技術の研究費用にしたり、貧しい者を助けるための基金設立などが本来の目的だった。


 報酬が莫大なのは、強化された知識の泉から、加護の力がよりいっそう取り出せるからだ。そのくらいの報酬は王族にとってたいしたものではなく、むしろそれ以上の経済効果が地球、月、火星を問わず得られた。さらには、虹色水晶が次第に大きくなってくるにつれて大いなる災いの予知が正確になってくるはずだった。


 だがその莫大な報酬のかわりに、騎士というのは死と最も近い職業でもあり、妻となった者は夫が旅に出るごとに、太陽神にその身を案じて無事を祈る。女性たちには、祈ることしかできなかった。それでも祈ることをやめられなかった。どれほど強い力を持つ騎士となっても、どれほど強い加護が得られたとしても、魔龍と呼ばれるような強大な魔獣と同じく、意図せず強い魔獣に出会ってしまえば、運命はそれまでのことなのだ。


 前もってその強さが分かっている魔獣であっても、ほんの少し油断するだけで簡単にその命は持っていかれてしまう。現に、そうやって敗北する騎士の報は毎年何件か流れていた。重症で済む者もいるが、ほぼ圧倒的多数は死亡となる。そのような過酷な、王族への奉仕だから、もしも騎士が命を落としても、その遺族には王族から恩給が支払われる。俺もおふくろも、その恩給で生活できるのだが、俺は騎士になることを志し、おふくろも俺がすぐそばにいない寂しさを紛らわせるように石材加工の職に就いていた。


 高楼建築が主となっている王都やその他大都市では、大理石などの石材をふんだんに使用するため、地の加護を利用した石材加工の職は、いくら職人がいても手が足りないほどであったので、女性も多数がその職に携わっており、加護のあるおふくろが職に困ることは無かった。


 俺も時々はおふくろのもとへ帰り、修行の成果を語りながら夕食をともにしていたので、それほど寂しさを感じなかったようだが、親父の命日には暗く沈んでいた。しかしその目には、俺と同じように何かの強い意思が宿り、覚悟した女性の強さを感じさせていた。おふくろも俺を育てるために、強い心を保っているのだ。俺が騎士になりたいと言って、家から出て行った7歳のあのときからだ。おふくろも、そういう意味では騎士のようだった。


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