其の二 皆病院は嫌だよね
※今後、断り書きのない限りA,B,Cなどの登場人物は各話ごとに異なる人物を指すものとします。
文量が毎回大幅に異なると思います。ごめんなさい。原作(アナログ版)に沿った結果です。
或る日AがB病院に入院しました。
BがAに炎攻撃をして病原菌を焼き払おうとしましたが、Aが咄嗟に身の危険を感じてタイムワープし、入院先を変更しようとしました。が、Bの強力な催眠術によって自分が過去に入院先を変えてB病院に入院したことを思い出し、諦めて粘土になりました。
しかし、Bの本業は粘土の解剖なので粘土を滅多打ちにしました。そしてBは、Aを土の中に埋めました。すると、B病院に数億人の小さなAがBを襲いにやってきてBを新しい世界へと連れて行きました。
AはCを新たなる院長に天皇として任命しました。Aは皇族の末裔でした。が、Cは人間の思考を操作できるので、AにC様は貧しいと思い込ませ、二百七十六京倍の医療費を巻き上げてあげました。Bがアークトゥルス人によって生き返り、Aと仲良く殴り合いながら秒速六十万キロメートルで帰りました。
<スタッフロール>
A 単独事故で肋骨を80本折り、流行病に罹る。嫌われすぎて赤字のD病院に同情して入院しようとするが⋯。
B 儲け第一の性格の悪いB病院長。催眠術で客を集めている。
C Bお得意の催眠術にまんまと引っかかり、買収された人気の経営者。猾い手も隠し持っている。
粘土 感情を失った人間のこと。見かけはガチの粘土。粘土から人間に戻ることは極めて難しい。切るとプラナリアみたいに増える。
C様 Aの脳内で生成された空想上のC。王冠かぶってマントつけてる系の人。判断能力が著しく低下しているが、自尊心は未だ右肩上がり。




