表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
50/50

我、漢になる


「今日、たのしかったね」


 みんなでご飯を食べた帰り、新潟駅の3番線ホームで電車を待っていた。


「文化祭終わったら打ち上げ行こうよ」


「いいね!それ!」


 スタバにクレープに、ゲーセン、買い物、晩御飯にデザート……。

 一体みんなどこからそんな金が……。


 俺は今月はもう遊びに行けそうにないな、ひなのに、金借りよ……。

 でもどうせ、ひなの、バイトもっと増やせとかいうんだろうな。

 週5で入ってんのにこれ以上増やせないわ。


 元気いっぱいの女子たちに比べ、男子組はもう瀕死状態。

 ベンチに座って、ぐったりしてる。


「なんで、お前らそんな元気なん?」


「女の子は、好きなもの食べたら疲労なんてなくなるの」


「バケモンかよ」


 電車が、駅に着いた。横並びのシートに詰めてみんなで座る。

 少ししたら、響が寝た。それに合わせるようにほかのやつらもどんどん眠っていく。

 残ったのは、俺とゆうなと香織さん。


「ねぇ、ひかり、スマホ貸して?」


「いいけど、充電あんまないよ?」


「すぐ返すから」


 ゆうなは俺のスマホを上に掲げ、ほかの乗客が映らないように、俺達8人が映るようにスマホを動かす。


 パシャ


 俺のスマホに残された、みんなの映った、一枚の写真。

 それを見ると、顔がほころぶ


「にやにやしてんなよ! 彼氏くん」


「こういう、思い出の写真みたいなの好きなんですよね……」


「へぇ……彼女ちゃんが一番大きく映ってるからじゃないの?」


「それも、あるけどさ?」


「うれしいこと言ってくれるねぇ」


 なんで、ゆうな一人でも勝てないのに、香織さんも混じったらほんとに手も足も出ないよ……。


 電車に揺られて、少ししたとき、目的の駅に着いた。


「また、月曜日!香り」

「じゃあな、」


「え、うん。……お泊り?」


「そう!」


「あ~……。楽しんで」


 香織さんは、何か言いたげにしていたけれど、手を振って見送ってくれた。



「そういえばさ、ゆうな、ほかの動画にも参加してたんだろ?」


「あ~それね、うん、柊君のチームに参加していたんだけど、ひかり達が遊び行くのに、老いていかれるの嫌じゃん。それにもともと今日って、約束してたじゃん」


「ま、動画編集するのおれじゃないからいいけどさ、あんまり変なことスンナよ?」


「分かってるよ……。あ、コンビニ寄ってっていい?」


「おけおけ」


 駅を出てから、すぐ近くのコンビニに行った後、ゆうなの家に行った。

 ゆうなの家は今ちょうど両親が出張で家にいないのだという。

 まぁ……楽しみというものだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ