俺の名前は柊奏斗
俺の名前は柊奏斗。
とうとうきちまったようだな!文化祭がよぉ!
ここで、俺は橘ひかりより、魅力のある人間であると
赤崎ゆうなさんにおしえてやるんだ!
もともと、俺はこの学校に入学してすぐゆうなさんに出会った。
それはもう、綺麗で、美しくて、可憐で、尊くて、優美な姿に俺は目を引かれた。
そうして、最高の高校生活が始まった。はずだった、、
最初の一年は幸せだったさ。
彼女とインスタをつないだり、彼女のグループの人と仲良くなって、体育祭でそのグループと
写真を撮ったりできた。
本当に幸せだった。
もう少し、ゆうなさんに近づけたら、もっと親しくなれたら、、、
なんて考えていた。
でも、二年にあがったとき俺は絶望した。
ゆうなさんの横にはいつもひかりがいたから。
でも、付き合っているわけではないと聞いて、また期待をした。
でも、夏休み明け、二人が付き合ったことを知った。
夏休みの時に二人とたまたま遭遇したことがあった。
その時にはもう付き合っていたのだろうか、、
別にひかりが嫌いなわけではない。
そして、負けが決まったからと言って試合を放棄するスポーツ選手がいないように、
俺もまだあきらめるつもりはない。
今年の文化祭は綾乃さんの案で映画を作ることになった。
俺は、どんな形でもいい、この映画に一番貢献してまだ好きにならなくてもいい。
ただ、俺という存在を意識してもらうんだ。