表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
43/69

文化祭はフォトスポットが楽


「ええと、じゃあもうすぐ文化祭があるから今日は実行委員を中心に何をするか話し合っても会いまーす」


体育祭が終わって大体一か月ぐらいたった。

体育祭は後日閉会式を行い、そこで赤軍の優勝が正式に決まった。

不満の声も少しあったが、結果としてみればいい終わりだっただろう。


体育祭の後すぐ、中間テストがあり、ゆうなと神社に紅葉を見に行って、

もう窓の外の景色は葉が落ちた木々が広がっている。


「実行委員は、確か柊と佐藤だよな」


実行委員はうざい奏斗と怜さんか、怜さん大変だろうな、


「えーと、じゃあ何か文化祭でやりたいことある人!」


奏斗は基本的にうざいけどこういう時は進行役買って出るのはありがたいよな、、


それより、文化祭か、、去年はたしかミニ遊園地みたいなのやったよな、、

ゆうなとも話にならなかったし、なんかもうそんな時期なんだっていう実感がないよな、

俺自身したいこともないしな、


「ひかり、なんか意見ない?」


なんで、たいして仲良くもない俺に聞くんだか、、


「フォトスポットとかどう?あとはカフェとか?」


「フォトスポットにカフェ、、ほかにやりたいことある人」


「あ、じゃあ、、みんなで、ショート映画みたいなの撮ってみたいかな、、」


声を上げたのは俺の隣の席の永井綾乃(ながい あやの)さん。

あんまり話したことなくて、物静かな人だなというのが俺が感じた第一印象だった。


「いいね、楽しそう。」


気に食わないが俺も奏斗と同意見だ。

みんなで映画を作るなんて楽しそうだ。


「「綾乃ちゃんの案がいい!」」


次に声を上げたのは、ゆゆさんと香織さん。

それに続くように、俺も私もと賛同の声が。


「えーじゃあ、今年は映画を作るってことでいいですか?」


「意義なーし!!」


「じゃあ、決定!」


そんな軽いノリで俺たちの出し物は決まった。


「映画作るのはいいけど、撮影とか、ストーリーとかどうすんだ?」


篠崎先生の問いかけにクラスが固まる。


「ストーリーは私が考えます」


綾乃さんがまた声を上げる。


「綾乃さんできるの?」


「私が言い出したことだし、やります」


「やりたい人いないなら頼もうかな、、」


そんな軽い感じでどんどん話が進んでいった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ