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異世界やり直し日誌  作者: 塚丸エイト
22/22

ノアの剣術訓練

シロロと別れて、父親であるオリバーを探す

たぶんこの時間帯なら畑にいると思うが…

そう思いながら歩いていると、予想通り見つかった


「父上! 今、いいですか?」


「ん? ノアか! どうしたんだ?

 今日は友達と遊ぶんじゃなかったのか?」


「シロロ、その友達が母上に魔法を習っているんだ

 その間、私も剣術を習おうかなと思いまして」


オリバーはぐっと立ち上がり、こちらを向いて二カッと笑った


「おっ そうか! 剣術ならいくらでも教えてやるぞ

 でも、いつもやってるけどいいのか?」


「今日はいつものメニューではなくて、私の新しい技を見てもらおう

 思いまして」


「新技か! やっぱりノアは本当に才能があるなあ!

 よし、父さんちょっと剣取ってくるな!」


オリバーはそういって走り出す

息子に話しかけられてうれしいらしい

いほぼ毎日剣術は教えてもらっているし、

そこまで、喜ぶことかと思ってしまうが…


その後、風神剣をオリバーに見てもらった

オリバーはかなり驚いていたが、的確に

アドバイスをしてくれた

だから、風神剣に改良を加えることができた

これで次、ジャイアントタイガーが来たときは

以前より何とかなりそうじゃな


それよりも、儂に必要な能力は基礎的な剣術や体力じゃな

魔法は強くて、便利じゃが長距離戦向きであることには

変わらない

本当は詠唱なしとかで魔法が打てればいいんじゃが…

そうすれば、近距離戦でも魔法が役立つのに…


ないものねだりしても仕方がないので、

おとなしく剣術を教わる

練習がひと段落したので、終了する

シロロの様子を見てこようかのぉ



剣術の練習を終えて、シロロとオリビアを探す

二人は魔法について話しているのか、近くで話し合っていた

なにやら真剣な様子なので、後ろで見守ることにする


すると、シロロがすぐにこちらに気付く


「あっ、ノア 剣術、終わった?」


「そうですね、シロロの調子はどうかなと思いましてね

 一応、自分の家に来てもらっているのですから」


シロロはやはり感覚が鋭いのかもしれん

結構距離もあるのに、儂にすぐ気づいた

流石というべきか…


「うん オリビアに魔法を教えてもらってた

 …あんまり今日はうまくできなかったけど

 でも、なんかうまくいく気がする」


「そうですか」


なんか顔つきはよくなっているのか

自分のやるべきことが分かったような…

オリビアに対しては結構懐いているようじゃし

なんだか掴めたようでなにより


「シロロちゃん、夕食食べていくでしょ

 これから、ご飯作るから家に入りましょう」


「わかった」


「わかりました」


オリビアの呼びかけで家に入る

その後は、みんなで夕食を食べた

暗くなってきたので、泊まるかと思ったが、

シロロが母親が心配ということで帰ることになった

儂はシロロを家まで送り、別れた


今日で、シロロは少し気分転換になったようでよかった

もし次、ジャイアントタイガーと会った時どうなるかが気になるところじゃ

かなり参っているようじゃったが…

これを機に自分の過去と折り合いをつけられれば良いが…











久々更新です

読んでくれたらうれしいです

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