表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

1、異世界転生キタァァァァ!!

小説を書いた経験が浅く、拙い 至らない点も多々あると思いますが、どうかご容赦ください。

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 あるところに高校生の山本勇気やまもとゆうきという人間が居た。

 平凡でなに不自由ない暮らしをしていたが、アニメやマンガ、ゲームが大好きな勇気にとってそれはとても退屈だった。


 ある日の朝、学校に遅刻しそうになり急いでいた勇気は勢いよく家を飛び出した。

 そこに一台のトラックが通りかかる、トラックは急に飛び出してきた人影に驚きブレーキをかけるも間に合わず勇気は轢かれてしまう。

 勇気が目を覚ますとそこは真っ白な空間で、白いローブを着た美女が居るのみだった。


「私は女神アリーサ、ある世界に魔王が誕生してしまいました、そこで貴方には勇者として転生して魔王を倒して欲しいのです」

「力をくれ、それなら勇者になってやる」

「それでは、貴方に無敵の心器ちからを与えましょう」


 こうして勇気は勇者として魔王を倒すため転生するのであった。




「あらすじはこんな感じで、あとは適当に無双してハーレムを作りながら魔王を倒せばいいだけだな」


 ノートに走り書きをするニートの山田裕也やまだゆうやはライトノベルを作ろうとしていた。


「マップの作成もしないとな、魔王の居る所は魔王城で、その城下町の名前は……適当に魔都ペペピップとかにするか、なんだよペペピップってだせぇ」


 裕也は笑いながらノートに考えたことを追加していく。


「勇者の能力は無敵だから……魔法の全属性適性と、MPマナパワー無限、心器しんきには魔法反射の能力でもつければ完璧だろ」


 書くことに夢中になっていると近くに置いていたスマートフォンが大音量で鳴り始める。

 画面を開くと親友からの着信だった。


「ヤバイ、遊ぶ約束してたの忘れてた」


 親友との待ち合わせに遅刻しそうになり、急いで身支度をして家を飛び出した。

 そこに一台のトラックが通りかかる、トラックは急に飛び出してきた人影に驚きブレーキをかけるも間に合わず裕也は轢かれてしまった。

 裕也が目を覚ますとそこは真っ白な空間だった。


「あれ、俺はトラックに轢かれて……なんでこんな真っ白い空間に」


 この状況、どこかで見たことがあるような……。


 トラックに轢かれる+真っ白い空間=(((異世界転生!!)))


 異世界転生キタァァァァ!! ということは転生をしてくれる女神がどこかに居るはず!!


「ここどこー、誰か居ないのかなー?」

 

 女神早く出て来いと心の中で思う気持ちを抑えて真っ白い空間に問いかける。

 すると目の前が金色に光り輝きだした。


 きた!! 女神きた!!


 金色の光が眩しすぎて目を開けていられなかった。


 もういいかな、女神様のご尊顔を拝見しちゃってもいいかな。


 金色の光が収まったので目をゆっくり開けると。


「や゛あ゛」


 そこには腐臭漂う化け物が立っていた。


 ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!


 ドロドロに溶けて腐った肉の集合体に牙のようなものが無数にはえて、目らしきものが3つある化け物を見て、28年の人生で初めて心の底から本気で叫んだ瞬間だった。




 

 叫びつかれて少し冷静になる裕也。


「それで、お前は誰なんだよ……」

「わ゛たしは邪神ドゥラスだ、わ゛たしの世界で勇者が暴れている、お前は魔王に転生して勇者を倒すのだ」


 魔王転生か、勇者の方がよかったけど転生して異世界に行けるならまあいいか。


「力をくれるなら勇者を倒してやってもいいぜ」

「勇者はいま゛王都にいるはずだ、すぐには攻めてこない」

「あの、力が欲しいんだけど……」

「それ゛までに戦力を整え勇者を倒すのだ」

「ねぇ、人の話聞いてる? 力が欲しいんですけど」

「ゆ゛け魔王、勇者を必ず倒すのだ!!」


 すると床が抜けたようになり体が真っ白い空間の下に落ちていった。


「力くれって言ってんだろクソ化け物ぉぉぉぉ!!」


 こうして裕也は魔王として勇者を倒すため転生するのであった。

最後まで読んでいただき ありがとうございました。

感想 ブックマーク登録などいただければ、作者のモチベーションがとても向上するのでぜひお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ