剥ぎ取りチャンス?
皇国の使者がやってきてたみたいで急に今日は皇城にいくはめになった。馬車の中から街をみわたすが活気があって初めて来たときとは大違いだ。商会を作ったかいがある。しかし、貴族達からの視線は険しいものだ。それは当然だろうずさんな領地経営により傾いた家計が値上げでさわにわるくなったからだろう。毎日どこぞの貴族が反乱を起こし鎮圧されている。そろそろ着くみたいだ。
「よくいらっしゃいました。、ダイスケ様」
「来たくはなかったのですが仕方なく来ました。何かようでしょうか?」
「いえいえ、皇女を助けていただいたのでお礼と致しまして爵位でもどうかと思いましていかがですか?」
「いや、いりません。面倒ごとはごめんです。また、旅にでるのでいりません。ではなかえります。」
「まってくだされ、では何卒その旅に皇女を連れて行ってくださぬか?」
「いや、けっこうです。お断りします。足手まといはいりません。」
「そこを何とかお願いします。」
どうせ、物価があがり権威もなくなってきたらから商会に取り入るための策略であろう。面倒だ面倒だ。
「商会に取り入りたいのですか?だいたい盗賊に負けそうな騎士団をお持ちの皇女なんて、あしでまといでお金を浪費する糞虫なんていりませんよ。奴隷の方が全然ためになりますから。用がなければかえりますよ。タイムイズマネーという言葉はしっていますか?時間は金なりなんでこんな面倒事のために呼んだのであれば損害賠償
を払ってください。お金にもなりません。」
「さっきから言わせおけば我慢ならん、者どもこやつを捕縛しろ~」
兵士達は剣を抜いて斬りかかって来たのでしかたなく収納に場内すべての物をいれる。兵士の装備品から棚、使用人の着ている服、皇国の宝物庫の中から皇城内すべての物という物をすべてを
「『収納』おわり、これはもらっておきます。土下座するなら服だけは返しますが、笑。そんな格好(裸)では権威も威厳もなんもないですね。それに返しても今後どんな皇国経営するんですかね?武器や資金がなくては反乱も鎮圧できないですからね。では、かえります。」
城から出るときは誰も何も出来なかった。裸であるし隠そうにも何もないからどうもできない。使用人に服を返そうと思ったが権限で取り上げられること間違いないので何もせず商会に戻る。
商会に今回仕入れた物を渡して収納の中を少し片づけた。まだまだ沢山の物があるが今後のために取っておくことにした。
「はぁ~今後どうするかなマサエル?」
「はい、とりあえず皇族が税を値上げするとおもわれますので、街を出ることをオススメします。」
「ん~。まーそんなことしたら反乱を起こされて鎮圧できずに滅ぶんじゃない?武器も資金もないからね。とりあえず食料を確保して海にいこう。」
1週間後、大きな反乱が起こる事をまだ皇国上層部はしらない滅亡のカウントダウンははじまっている。