どなどな
わがままな奴には
「いい汗かいた」
タオルで汗を拭いていると騎士連中がやってきた。皇女に対しての扱いが気にくわなかったのか俺を取り囲んで行かせないようにしている。
「助けてもらったら言うことがあるんじゃないのか?」
「何いってるんだ助けて当たり前じゃないか平民が」
「そんなことしかいえない騎士では雇い主もたかがしれているな。報酬をいただけませんか?面倒ごとに捲き込まれて何もないとはユニオン神皇国もたいしたことないですね」
「「なにーー」」
「待つのじゃ、すまんのじゃ助かったのじゃ。あと良ければ皇国まで護衛をしてもらえんじゃろうか?今の戦いで護衛の騎士も数名になったので」
「メリットがないのでお断りさせていただきます。いい加減にしてください。」
皇女だけが状況をわかっているみたいだが俺のメリットはないので盗賊の武器や防具・備品を収納してこの場所を離れる
「はあ~~??」
10分経つくいたった頃盗賊の集団の増援とスレ違ったが知ったことではない。報酬を払いもしないやつらは死ねばいいのだ。ただ殺すのももったいないので盗賊達に『洗脳』をかけて皇女達を生け捕りにし身代金をぶんどることにした。当然今まで盗賊が蓄えていた財宝は俺の収納の中にいれた。そして今は馬車に皇国に向かっている最中である。
どなどなどな皇女をのせて馬車は向かっている。