19/26
結婚させてください
僕はまた、一時帰宅が貰えることとなった。
僕らは、鈴香の両親に鈴香と結婚したい気持ちを伝えることにした。
「こんにちはおじさんとおばさん。」
「こんにちは翔君。今日はどうしたの？２人して…」
「おじさん、おばさん。僕に彼女をください。結婚させてください」
「なにいってるの？あなた…」おばさんが怖い顔になった。
「お願いします！」僕は必死に頭を下げた。
「鈴香には未来があるのよ。あなた、死んじゃうじゃない？」
「お母さん！翔に謝って！」鈴香がおばさんに言った。
「お母さんは鈴香のために言ってるのよ」
「私のことをおもうなら、翔と結婚させて！」そこで、おじさんが口を開いた。
