表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ガラス越しのキス  作者: 柚
14/26

約束

僕の体調は日に日によくなっていった。

そして鈴香に、聞きたかった事を聞いた。

「あのさ、鈴香」

「なに?翔」

「僕さ、二十歳まで生きられないらしい。大人になれないんだって」

「翔?」

「鈴香、知ってた?」僕は勇気を出して聞いた。返ってきた答えは…

「ごめんね、翔。私…知ってた。翔が眠っているときに、先生たちの会話を…」

彼女は知っていた。

「ごめんな、鈴香。あの時の約束、守ってやれなくて。」

「もう僕に構わなくていいよ。違う人と…」

僕は泣いていた。なのに、彼女から返ってきた言葉は、意外なものだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ