表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
68/115

68

 何事も無く朝を迎える。流石に隠密効果の結界とアースウォールのおかげだろう。

 

 僕が一番、足を引っ張ってる気がする。スキルが重要なゲームでベースレベルでの差が少ないと言っても基礎ステータスが変わるのだから倍以上違えば差がはっきりわかる。

 

 二日目も足を出きるだけ引っ張らないように頑張らないとな~。

 

「朝食を食べてポーション類の確認したら出るよー。今日の予定もサーチアンドデストロイだけど殲滅しながら進むから遭遇したら下馬して。昨日より今日は負担増えるからアーヤは特にMP注意ね。キング種を探しながら進むよ」

 

 イオナさんが今日の方針を説明した。昨日は群れで居るモンスターは一匹だけすれ違う時に倒してそのまま通り過ぎたけど、今日は殲滅しながら行くみたいだ。

 

 ベーアばかりのこのエリアはギルドメンバーの皆がいれば余裕なエリアだがモンスターの数が多い。

 

 囲まれると殲滅に時間がかかるし疲労がたまるので有利な位置取りを維持しながらモンスターの多い方に進んで行く。

 

 イオナさんがベーアの群れに向ってファイアーボールを放つ。着弾と共に爆発し周囲のベーアごと焼き払ってしまう。

 

「マリアのこの新しい杖中々良いな。MP消費も楽になってるし火力も申し分なし」イオナは満足そうな笑みを浮かべる。

 

「ベーアが固まっている」

 

「おっシオン、ナイス。そっちの方に進んで」

 

「イオナ~私の分も少しは残してよね」


 遠距離を持たないシャルロットはほぼ何もしていない。

 

 イオナのファイアボールの爆発でベーアはほぼ粒子になり、僕とシオンさんの攻撃で瀕死のベーアも粒子に帰ってしまう。

 

 僕のサンダーも修練が進んだのか狭い範囲だがモンスターに当たった後まわりに放電し始めている。

 

「心配しないでも、もう少ししたら嫌でも働いて貰うわよ」

 

「シャルロット、もうすぐモンスターハウスの真中」


 気配察知で周りがモンスターだらけなのは感じていたけど、後ろを振り返ると今まで殲滅してきた場所にベーアが大量に沸いている。

 

「イオナ、居た。前方」

 

「ビンゴ!多分あれがキング種だな」

 

 よく見るとまだ小さくだがキング種と思われるベーアが見え。

 

「蹂躙よ蹂躙。うふふ」

 

 

 キング種のベーアが射程圏に入る。

 

「シャルロットあの大きいベーアを引き付けてアーヤはシャルロットを優先的に回復、私とシオンは全力で大きいベーアを攻撃、マリアとアリスで周りの雑魚を処理お願い。皆、MPやスタミナ大丈夫? 心配ならポーションのんで。このまま殲滅しながら突撃~」

  

 何かのアクションスキルだろうか、イオナから白いオーラの様なエフェクトが噴出し、いつもの2倍の大きさのファイアボールが飛んで行く。

 

 通常の約ニ倍の範囲のモンスターを巻き込んで爆発が起こる。威力も通常以上あるだろう。

 

 シャルロットが挑発しながらベーアキングに突っ込んで行く。

 

 シオンは嫌がらせの様にベーアキングの顔や手に的確に矢を打ち込んでいる。

 

 僕はアーヤに支援魔法を貰いマリアさんに続く。プチ兵衛にはマリアさんをフォローする様に命令をした。

 

 イオナさんのファイアボールによりほぼ周りのベーアは居なく為っているが、少し離れた所に居る四匹を倒していく。

 

 一匹目はマリアさんのギガントインパクトが強烈な破壊力で、一撃でベーアを粒子に変える。

 

 二匹目からはマリアさんとプチ兵衛の攻撃し、僕は治療でマリアさんとプチ兵衛のHPを回復する。

 

 四匹目を倒し終わり、ベーアキング組に合流した。

 

「ほぼベーアロードと同じ動きだ。マリアは背後から攻撃、私の近くでアリスは遠距離攻撃。プチ兵衛にはアーヤの護衛をさせてくれ」

 

 イオナはすぐに指示を出す。

 

 まずは少し近寄って初級火炎炸裂ビンを投げ込む。爆発と共に火柱が上がる。六本投げ込んだ所で火傷を与えることに成功。

 

 イオナさんの近くまで下がりファイア、アイス、ウィンド、アースを適当に撃ち込んでいく。

 

「アリス、魔法を飛ばしてから魔力を込めながら行き先を誘導してやると少しなら軌道修正できるぞ。弱点部位を狙うのも結構有効だぞ」

 

 イオナさんにアドバイスを貰い狙いをつけて攻撃。

 

 シャルロットさんは余裕で盾で攻撃を捌きながらアクションスキルをどんどん叩き込んでいる。

 

 ベーアキングが攻撃しようとした瞬間にシオンが腕に矢を放って妨害を入れる。

 

 マリアさんが容赦のない攻撃をベーアキングの背後から加えている。

 

 ベーアキングは徐々に動きを弱め、粒子と為って砕け散った。

 

「よし、おつかれさま」「「とりあえずおつかれさま」「おつおつ~」……

 

 ……バートン南エリアボス、ベーアキングが討伐されました。

 

 全体メッセージが流れる。

 

 ドロップはベーアとほぼ変わらないベーアの毛皮のみ。

 

「とりあえず回復して、ベーアの群れを殲滅しながら南に抜けるぞ。余裕あったらポーション飲んで~中毒注意」

 

 周りは倒しているがモンスターハウス状態のベーアの群れの中、さっさと抜ける事になった。

ここまでお読み頂きありがとうございます。


出先で取り急ぎ修正しました。(修正し忘れあるかも知れません)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ