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58 領土戦前の越後屋さん

 ギルドで参加するイベントに領土戦がある。ギルドで参加登録をしモンスターの襲撃から街を守るイベントだ。


 街を守りつつ各エリアに沸いて指揮をしているキング種のボスモンスターを倒すと言う内容になる。

 

 ポイント制でプレイヤーの行動によりギルドのポイントとして加算される。

 

 参戦できる人数はエリアごとに上限が決められており、最大人数以上は参戦できず待機になる。

 

 エリアから離脱した場合はすぐに他のメンバーが参加できる。

 

 一定期間街など指定エリアを守りきるか、エリアごとのモンスターを一定数以上倒しなおかつキング種を倒すかでクリアとなる。

 

 ポイントとお金を消費して色々な設定をギルドマスターやサブマスターがおこなえる。


 ポイントの合計が高いギルド順に優先度が高く、王都権や領地権を選択した場合に上位のギルドが優先される。

 

 バートンの街の領地権が欲しいギルドが複数あった場合にポイントが一番高いギルドに領地権が入る仕組みになっている。


 ポイントを装備や消耗品などに交換することも可能。


 領地権を持っているギルドは税金を設定し利益を得る事が出来る。兵士ノンプレイキャラクターの配置や公共機関の設定など街の管理、修繕など領地運営を行う事ができる。所属ギルドメンバーにも優遇特典の設定も出来る。


 その上で王都権を購入すれば王都設定を行える。王都になるとノンプレイキャラクターが多く訪れ特典が発生し、騎士団などが街に常駐するので安全が確保できる。

 

 あと王様に進言する権利も与えられ、ある程度口を突っ込むことが出来る。



 ……


 何の因果か王都権と領土権を手に入れる為にスパルタ教育を受ける事になった。すでにレベルは百三十八まで上がっている。


 HNMギルドの廃人メンバー達に混じってレベルや戦闘スキル上げ、慣れないギルドマスターをさせられる。


 何とかなっているのは、サブマスターのバックアップと同盟ギルドのマスターさん達の協力があるからであろう。


 まったり気ままなプレイしかした経験がなく、ドリオンもそのプレイスタイルでいるつもりだったのが流れ流され間近にせまった領土戦に向けての準備中である。

 

「もちもちさん、ポ-ション類の備蓄量の確認お願いします」


「戦闘に参加するメンバーのレベルや装備状況はどうなってるんですか? 余りずさんな物だと改善しないと」


「メンバー構成とかも事前に考えてまとめといて~」


「職人も装備の修理の支援で各場所に配置して無いといけないよ。それはどうする」


「同盟ギルドの関係あるからメンバーピックアップして担当者に」


「今回は他の所も大きな同盟がいくつか出来てるようだから油断できなそうだけど、どうする」



 ギルドハウスの会議室は忙しくなっている。


 対人戦でなくPvEな事だけが救いであくまでお飾りのギルマス業。


 領土戦の全体指揮はマリッジさんが引き受けてくれるらしい。


 目標はトップに立ってバートンの領土権とバートンを王都指定する事。出来たらあかつきには、自由にして貰える約束はつけている。



「マリッジさん、それでどうする戦乙女騎士団に同盟に参加するように打診してみるって話は」


「あくまで元々は見守る会だからな。見守るでいんじゃないか?」


「本気で取りに行かないと他所に持っていかっるからな」


「人数も多いしドンドン入れ替えで良いだろ」


 そう、俺がいなくてもこのギルドは回るし動く。


「各町の支部の在庫状況も確認して足らない所は補給だな」


「補給なら俺が行こうか何もしてないし」俺も何か手伝おうとするが……


「越後屋さんはマスターなんだからここに居て貰わないと」


 お飾りマスターとしての日々は続く。

ここまでお読み頂きありがとうございます。


いつもお読み頂きありがとうございます。

無計画で書き始めており関西弁なのも適当な設定ですみません。標準語に修正も考えていますがすでに100話近くまで予約投稿しているので修正がきついです。また時間ある時にでも修正を考えます。

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