2/7
実は恋愛には疎いって言えない。
今朝学校で、彼女に話をしてきました。
『やっぱり、女性との交際は……。』
よくよく考えた結果、断るという決断をいたしました。
しかし彼女は、、
『あ、あたしっ付き合ってくれないと自殺します!』
《……正直引いた。
そこまで好いてくれるのは嬉しいけど、私は経験ないし正直3人も…っていうのは辛い。
因みに彼女の名前は、橘高由梨。同じ学園の1つ下の後輩。名前が女の子で顔もスタイルも抜群なのに、なんで私なの?…因みに今まで喋っていたのは私、峠御子。
嫌な名前。昔から嫌いだったの。うちが神社だからってなにもこんな名前つけなくても……。
まーいいわ。まだまだ話の続きがあるの。》
『あ、の、、なんで私なの?』
『それはカッコいいからです。私たちの学年では先輩のファンクラブがあるんですよ!』
《お、驚いた……。ここ3年間、そんなこと全く知らなかった。しかも18年間女性からの告白はなかったから本当になにがなんだか。。》
『みんな、先輩に憧れているんです。でも先輩はみんなに優しいじゃないですかっ…先輩は、私だけのもの。私だけの………ふふ…ふふふ…』
…はっっ………。