紙芝居屋の紙芝居
最新エピソード掲載日:2026/03/28
砂浜の波打ち際で、青色の甚平を着た年若い紙芝居屋が立っていました。
小魚たちが顔だけ出して集まると、手品のように紙芝居を取り出します。
紙芝居の一枚目に青い海が広がって、その穏やかな波の上に高等学校が建っていました。
動く絵の中で波が飛沫《しぶき》を上げると、海の紙芝居が始まります。
放課後に行われた不思議な二者面談。発案者は、愛称マダムの新任の先生。
マダムの思惑通り、進路指導室から出た生徒たちは、海の中にある転生東野《てんせいひがしの》高校へ引き込まれる。
波の上から海の中へ閉じ込められるのは選ばれた生徒たち――海のスターガイドに転生させられる前に脱出できた生徒たちと、出来なかった生徒たちの物語。
ミステリーの部類に入るか分かりませんが、ストーリーのベースは、何十年も前に落選した『四季の潮風』と連載中の『初恋坂は、虹の下』なので恋愛要素がないだけで同じ部分もあります。
第14回ネット小説大賞の「エンタメ総合部門」;現実世界を舞台にした作品(もしくは和風・中華ファンタジー作品)で、非恋愛主題であり、かつ文芸部門に該当しないすべての作品に応募したくて、ストーリーを変えました。
大幅に変更しているので、ゆっくり更新ラストは考え中です。
第1話 海の言葉①
2026/03/28 14:54