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とっても普通な能力バトル  作者: 紳士令嬢
1/1

入学

       この世界には神がいる。


 それは、想像上のものではなく、個人ならぬ個()として実際にこの世界に存在している。しかも一柱ではなく、四柱もだ。

 約五百年前、神達は世界で神は一柱だけでいいという結論をつけ、あるゲームを始めた。そのルールは世界を四つの国に分け、強い人間を一人選び自分の駒として戦い合うというものだった。

 多少細かい条件があったが、全員が納得し、決戦は四百年後に行われる事となった。




 

 しかし、四百年が過ぎても決戦は行われることはなく、何故決戦が起きなかったのか誰にも分からないまま百年の時が経った今、とある少年の物語が始まる。

 



「ついにここまで来れたか……憧れの赤宝に…」


一つの国に一つある学園都市。俺は全部で四つあるうちの西方の国にある学園都市()()()()に来ていた。

 コーラルには二つしか学園がなく、一つは治安の悪く小さい学園。そしてもう一つは、俺が今から入学するめちゃくちゃでかい赤宝学園だ。

 学園と言っているが特に勉強するわけではなく、基本的には人が一つだけ持っている、神能(スキル)を成長させる特訓と神能を使った生徒同士で行われるバトルがある。

 神能の元となる神力(オーラ)は誰しもが持っていて、神力は持ち主の性質や性格によって神能となり、精神の成長によって神能の質が上がる。



一秒でも疾く成長したい……が、新入生は講堂で学園長の話と生徒代表の話を聞かないといけない。

 普段ならあまり興味はないが、この学園の長&生徒代表となると話は別だ。赤宝学園はとにかくでかくこの国を代表していると言っても過言ではない。そんな学園の代表となると国のツートップと言っても過言じゃないメンツだ。

 そんな実力者に会うことができるなんて、こんなチャンス滅多にない!


 まだ、時間まで余裕があるし、ベンチで座ってるか〜〜


 そんなことを考えながら講堂に向かう途中にある庭にベンチを見つける。

 ベンチに腰を掛け周りを見渡して……ッッッ!!


 庭に埋めてある桜の木の下のベンチにやばい奴がいた。初対面の人間に対して言う様な言葉じゃないが異常だった。

 そいつは、ただ座っているだけ、座ってるだけだがおかしい。姿勢が変なわけでもなく、見た目が変なわけでもない、どこかがおかしいわけでもないのにどこかが異常だった。


 (こ、こんなんでビビってちゃダメだっ!)と自分に言い訳をするように俺はその男に話しかけに言った…


「え〜と……こんにちは、新入生の()()()()って言います。あなたのお名前は?」


ファーストコンタクトはこれで合ってるのか?いきなり『舐めてんのか!!ぶっ殺してやる!!』とか言って襲ってくるとかないよな?

 でもその場合実力が見れたりするから以外と悪くないのか?俺バカだからわかんねぇしいいや

 さぁどんな反応を見せるんだい!


 すると座っていた男はゆっくりと立ち上がった。

身長は175cm程度で中性的な顔立ちをしている。白色の髪にアシンメトリーで三つ編みをした姿だ。人によっては女性に見えるかもしれない。

 そして言葉を発した。


 「あれっ!今日は新入生の入学式だったのか!じゃあ〜講堂の近くにいるのは普通じゃないよな…くそっどうして華蓮君は教えてくれなかったんだ!いやっ!人に頼っている時点で甘えだよね甘え君もそう思うよね、危なかったぜあとちょっとで普通の道を踏み外すところだった。これが俺!これが僕の普通たる所以。よかったあとちょっとで大量の新入生にガン見されるところだったよ速人君のファインプレーだ感謝だよ感謝。じゃあ僕は部室に籠もるからまた会うことはないと思うけど良いノーマルライフを」


 とてつもない量のセリフを吐くだけ吐いてどっか行ってしまった……

 不気味で気持ち悪い雰囲気が出てたから怖い人かと思ってたが、思っていたより変な人だった。




てか名前は?……





小説初めて書いたので面白味を加えるスパイスなどを教えてもらえれば嬉しいです。下手クソなのでdon't来いって感じで

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